自動運転化の開発を進める意図はリストラではありません。 運転士は適性検査の基準が厳しく、これからの少子化では人材の確保が難しくなるという危機感によるものなのです。 そう遠くない将来に電車の自動運転化は進むのは間違いありませんが、たかだか20~30年のうちに完全自動運転化などは実現できる筈がありません。 現状、まず自動運転化の前提であるホームドア設置だって劇的に進んでいるわけではありません。 これはホームが狭い駅とかカーブしている駅では設計・施工が難しいからです。 そして先に見えているのは少子高齢化による人手不足の時代です。 現状、普通鉄道については無人運転化などはまだまだ技術的な課題が多く、自動運転になったところで今後も長く電車乗務員を最低1名は確保しなければなならないのです。 JRなどが企図しているのは、自動運転によって適性検査の基準が厳しい運転士だけに限らず、適性基準の難度がやや易しい職種を導入することで、ワンマン化と相まって要員を確保しやすくしたいというのが実際のところです。 つまり乗務員のなり手の枠が広がり、あるいは高齢化して視聴覚などが若干衰えた社員でも電車の乗務員を続けられるようにしようという事なんです。 この場合でも、当然ながら動力車操縦者の有資格者、つまり運転士をそのまま電車の乗務員として業務に当たらせる方が好ましいのは当然です。 昨今のコロナ禍で鉄道会社も二期連続赤字に陥るなど経営環境は今まさに厳しいところですが、それでも社員の「リストラ」なんてやっていません。 せいぜい復職前提の出向くらいなものです。 しかしメディア、特に三流どころは、不安感を煽る記事を売ってゼニ儲けしたいので何だかんだと喧伝したがっているだけです。 今現在、運転士の職にある人、特に若手はそのうち自分たちの仕事が単純労働になってしまうかも、という不安感は少し広がっていますけど、雇用が奪われる可能性などは無いので、そっちの方の心配をしている人など居ませんよ。(元運転士)
自動運転する区間では、JR東日本でも運転手の資格保有者を乗車させないことと決めました。 代わりに保安要員を乗車させます。 急速市進むと思う。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
電車運転士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る