防衛医科大卒の医官、陸上自衛隊3等陸佐結城法子さんは、外務省で渡航禁止国に指定されていたチュニジアに入国し、銃撃戦に巻き込まれ受傷、帰国後にたしか懲戒免職を喰らっています。同行したお母さんはクビに被弾して意識不明になったそうです。 https://www.sankeibiz.jp/express/news/150320/exd1503200955003-n2.htm https://www.dailyshincho.jp/article/2015/04170745/?all=1 帰国後記した彼女の手記には、<まさか発砲されるとは思いませんでした>、という危機意識の甘さ、<警察が助けに来てくれた時には安心して号泣してしまいました>、という3佐という高位の武人としてあるまじき狼狽、自衛隊という組織自体の緩さを晒してしまい、防衛省高官の逆鱗に触れたのでしょう。普通なら海外旅行に申請しなかっただけでは免職までの厳しい罰を受けません。 入隊前の経歴は自由だと思いますが、募集時にあまり変わった体験を持っている人は敬遠される可能性はあります。やはり銃マニアや粗暴な体験で精神を病んでいないかとか、上官や先輩隊員に対して「えーっ、こんなんじゃ実戦で通用しませんよ?」などと指示に逆らったりするのでは、といろいろ危惧するでしょうからね。 私は都内で一時警備業に就いていて、コロナ前には海外からの旅行客のインバウンド景気、羽田にはエコノミーの10倍以上の金を払うファーストクラスのみならず、プライベートジェットで日本にやってくる金持ちがあふれ、滞在中の警護を担う4号警備(ボディガード)を担う警備会社が大繁盛で、大学体育会の元空手部、合気道部に加えて、元空挺でフランス外人部隊帰りという人も結構いました。その人たちに聞いたのですが、フランスでも先進国から来た隊員は戦争に駆り出して死なれると面倒なので、本当に金のない最貧国からやってきた人たちが戦闘部隊に配置されて、日本人は兵站部隊に回されたと言っていました。フランス語が分からないストレスと整備や片付けばかりで時間が勿体なかったという感想を話していましたよ。自衛隊に再入隊したという話は聞きません。実戦帰りの真の戦士、と称えるより、輪を損なう不安分子、と捉えられてしまうのでしょうね。 警察では最下級の巡査のまま箱勤務で定年を迎える警察官も少なくないそうです。自衛隊も一緒、毎日の変わらないルティーン勤務、だれもいない演習場で黙々と夜間行軍やエンピを立てての穴掘り、海自なら見張りや機材監視、空自なら警備や整備、事故無く仲間と仲良く過ごす、このような資質を持った人でないと自衛隊での長期勤務はできないと思います。
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休暇等での海外渡航は承認が必要なため不可能です。また傭兵との兼業も出来ません。 傭兵をやった後でも日本国籍があれば試験受験は可能です。
なるほど:1
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