僕は商業高校出身ですが、2種電気工事士の国家資格を取りたいです。

Question

僕は商業高校出身ですが、2種電気工事士の国家資格を取りたいです。一からにはなりますが、休日や平日の夜などで実技等も行える場所とかでおすすめはありますか？
他にもアドバイスありましたら教えていただきたいです

Answer 1

＞僕は商業高校出身ですが、2種電気工事士の国家資格を取りたいです。

まったく問題ありません。

＞一からにはなりますが、休日や平日の夜などで実技等も行える場所とかでおすすめはありますか？

ちょっと思い当たりません。→たいていの人は自宅の机の上で練習しますが、自宅では練習できませんか？

＞他にもアドバイスありましたら教えていただきたいです

（ご存じでしょうけれど）、「筆記試験」と「技能試験」があります。

●筆記試験：

必要な学力は「中学校で学んだ数学と理科」のレベルですが、試験では、計算問題よりも暗記問題のほうがずっと多いです。書店に、質の良いテキストがいくつも並んでいるので、中を見比べて1冊を選びましょう。写真やイラストが多いものをおすすめします。

それと、過去問題集を1冊購入することをおすすめします。→「過去10年分」とかいうやつです。

筆記試験の1か月前までに、テキストを2周終えて、筆記試験1か月前からは、毎日、過去問演習をやると良いでしょう。

最初の2週間は、「テキストを見ながら問題を解く」というやり方で構いません。→これを2週間続けると、試験でどんな問題が出題されるか、傾向がつかめるはずです。

●技能試験：

筆記試験が終わって、翌日になると、「試験問題の正解番号」がインターネットで公表されます。60％以上正解であれば筆記試験合格です。自己採点して合格しているとわかれば、技能試験の準備をすぐに始めましょう。

必要なものは、「技能試験の対策本」、「工具セット」、「候補問題練習用材料キット（数回分）」です。

さらに、ホームセンターで、「1.6ミリ2芯VVFケーブル×10メートル」（ランプレセクタブル結線の練習用）、E型リングスリーブ中型（100入）1箱・E型リングスリーブ小型（100入）1箱（圧着の練習用）を購入されることをおすすめします。

なお、「技能試験の対策本」、「工具セット」、「候補問題練習用材料キット（数回分）」については、筆記試験より前に、あらかじめ購入しておくことをおすすめします。

なぜなら、筆記試験を受けた受験者は、試験の翌日に自己採点して合格しているとわかれば、いっせいに技能試験の準備を始めるからです。

「練習用キット」はインターネット上で数社が販売していますが、筆記試験の翌日、全国からいっせいに注文が殺到します。その結果、1円でも安いお買い得の商品から順に、次々と売り切れていきます。

また、注文を受け付けたとしても、商品が届くまで何日か待たされることもあります。

それを避け、筆記試験が終わったらすぐに技能試験の準備をはじめられるように、必要なものは先に購入しておくわけです。

なお、VVFケーブルやE型リングスリーブ（中、小）については、「ホームセンターで売り切れ」という状況はちょっと考えにくいので、あわてる必要はないでしょう。

技能試験の準備は、「技能試験対策本を軸に進める」のが良いと思います。

また、インターネット上に質の良い無料動画がいくつかアップされています。
独学で準備する受験者にとっては、これがとても役に立つと思います。

たとえば、

●ホーザンさんの提供動画：
https://www.youtube.com/watch?v=1W8skmCd9cg

●試験電材さんの提供動画：
https://www.youtube.com/watch?v=0lIlPcaDdZs

なお、2017年以降、技能試験の候補問題に変更はありません。

試験電材さんの動画の一部に「2019年、候補問題1」と表示されますが、「2021年の候補問題1とまったく同じ」と考えてかまいません。

ちなみに、私は、

筆記試験までに、テキストを2周精読し、過去問題は10年分を演習しました。

また、
技能試験までに、複線図をそれぞれの候補問題について20回描き、作品作りの練習をそれぞれ5回、ランプレセクタブル結線の練習は50回やりました。

参考になれば。