「道」の思想が大きいのではないでしょうか。柔道でも剣道でも入門したら師に従い、道場の掃除から始まって、技と心を磨いていくというプロセスが重視されます。なので、柔道や剣道の「段」は後戻りすることはなく、一度取ったら生涯有効です。 そういうものが珠算や簿記やそのほかの検定試験に波及したのではないでしょうか。共通するのは生涯有効ということです。 西洋の語学試験(TOEFLなど)はスコアの有効期限が決められています。 しかし、本当に他国から見たらあり得ないくらい、日本は検定試験花盛りですね。それがある程度市民権を得ているので就職の履歴書にも書けるのでしょう。ほかの方も書いていますが、日本ではアピールをしすぎるのは謙虚さに欠けると見られますから、検定試験の合格歴があることで、アピールする必要がなくその技能をほかの人に知らしめる効用もあると思います。 この質問を電車の中で見ていたら、たまたまこのような広告が目に留まりました。キッズコーチ検定 1~3級 いったい何人受けるんでしょうね。
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アメリカだけではないですが、諸外国に比べて日本人は自己肯定感が低い傾向にあります。 古くから、人に褒められても謙遜するのが美徳とされてきた風潮の中で、子どものころから人に褒められても親が謙遜して否定するとかそういう環境で育ってくるわけです。 しかし、検定試験に関しては、合格証書など成果が目に見えて現れるので承認欲求が比較的満たされやすいと思います。たくさん資格取得すればするほど評価されたと感じるのでは。 また、何かを成し遂げようとする際に身近な目標があった方が分かりやすいからというのもあるでしょう。いきなり1級や初段を取得するのはとても困難ですが、10級の初心者からクリアしやすい目標を設定することでスモールステップでレベルアップしていけます。習い事でも合格したら次の級といった感じで長く続けられます。 もちろん、仕事で必要なスキルだからとか、就職で自己アピールのためにということもあるでしょうが、仕事や就職に直結するような資格などを取得している人の方が少ないように思います。
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他者からの評価で 自分がどんなもんか知るから 日本人的です 自信がないから他者からの裏付けが 欲しいのです
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日本人は肩書に弱いからです。 例えばアイドルという肩書きを持っている女性と持っていない女性、見た目は同じでどちらがモテると思いますか? アイドルという肩書きを持っている女性の方です。 アイドルなんて誰でも名乗れるのにこういう効果は間違いなくあります。 ジャニーズに所属していた人間が退所した後にファンが激減するということもあります。 別に事務所の力でTV番組に出れていたということを除いてもジャニーズでないと興味がなくなるという女性もいます。 これだけ日本では肩書きが重要なんです。 それと海外では大学で何を学んだか、本人も学んだことに誇りを持っていますが、日本はあまり学んだ内容が社会に出て重要視されません。大学名の方が重要視されます。これも肩書きを重要視している一つです。 この辺りについては日本は海外に比べて独特だと思いますが、日本では大学で何を学んだかは重要視されず、会社では個人ではなく集団の評価になる傾向が強いので、個人の能力を証明する別のものが会社よりも重要になると海外の人にも説明すれば納得いただけれると思います。
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