元採用担当のおぢさんです。デザインは専門外ですが、グループ内に関連する部署も存在するので分かる範囲で。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 最近は私学だけでなく国公立大でもデザイン系花盛りですが、仰るとおりいずこも就職実績を見る限りかなりご苦労されていますよね。大学時代に好きなことに没頭できるのは魅力かもしれませんが、社会に受け皿が少ない領域では就職の際に激戦になるのは最初からわかっていることです。 一般企業の人事の立場からしても、大学時代に学んだことが活かせそうにない人材を積極的に採用する意味が見出せません。それなら初任給が安い高卒で構わないわけです。 もちろん、大学進学は就職のためだけにするのではありません。好きな学問や研究をするために進学することも自由ではあります。ただ、就職に役立てたいと思われるのであれば、自分がしたいことよりも社会が必要としてる領域にフォーカスしたほうが有利であることは間違いありません。 > 何処の大学も就職率100%近いデーターですが本当なのかなって? これは数字のマジックですね。就職率の統計のとり方は結構いい加減で、就職を希望していない学生は含めません。つまり、何らかの理由で就職できなかったとしても、本人が希望していなかったとなれば数字は限りなく100%に近づきます。 とくに私学は出口戦略(就職実績)に力を入れていますから、統計のとり方が不自然になる大学さんもあろうかと考えます。大人としては嘘とまでは言えなですが、限りなく黒に近いグレーですね。そもそも国公立大のほうが真面目な学生が集っているわけで、全体比較であれば私学の就職率の方が高くなるわけがありません。これこそが、統計のとり方がおかしいと考える根拠ですね。 蛇足ですが、野球やゴルフのように世界中で何万人もが選手及び関連事業で食べていけるスポーツもあれば、世界一になっても別の仕事をしないと食べていけないマイナースポーツもあります。俯瞰的に見て判断して生きるのか、現場でとりあえず目一杯生きるのかは自由だったりします。自分の人生に何が必要か見極めてから、進学先をお決めになることをお勧めします。
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