現在では、高卒と大卒の仕事内容はほとんど変りません。 ただし、現在管理職になっているような40代~50代くらいの人たちが採用された頃は、大学進学率も今ほど高くなく、高卒で就職する人もたくさんいたので、大卒(中級・2種)と高卒(初級・3種)の採用人数はあまり変らず、むしろ高卒の方が多いくらいでした。 今日では大学進学率も上がり、奨学金などもよくなってきたため、「優秀だけど家庭の事情で大学に行けない人」というのは少なくなってきていて、高卒で就職するのは「大学に受からない人」になってきています。 このため、一般職大卒級がしだいに難関になって合格者のレベルも上がっている一方、「高卒だけど優秀な人」というのはあまり集まらなくなっていて、各税関でも高卒の採用を絞っています。 例えば、一番大きい東京税関では今年度の大卒の採用予定55人に対し高卒は28人、一番小さい函館税関では大卒10人に対し高卒は2人です。↓参照 https://www.jinji.go.jp/jinji_kanto/saiyou/2_kousotsu/G2-saiyouyotei.pdf 確かに、ある程度以上の昇進はその人の評価次第で、昇進レース自体の条件は大卒高卒平等ですが、同じ条件で競争すれば高卒が大卒に勝つのは次第に難しくなっていて、今後は幹部になるのは大部分が大卒、ということになっていくでしょう。 そのなかでも、空港の旅具というのは、警察で言えば交番勤務のようなもので、一番頭数が必要な兵隊の仕事なので、これからも高卒の仕事になるでしょう。 なお、大卒採用と高卒採用の給料が同じ、というのは誤りで、国家公務員の場合、最初のうちは高卒と大卒は1年分違っていて、大卒2年目(浪人留年がなければ23才)の人の給料は、高卒6年目の24才の給料と同じです。 (その後の給料は昇進しだい)
仕事に区別はありません。空港旅具は、どちらかといえば高卒の方は多いくらいです。
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