行政書士の業務内容について全く知識がありませんが行政書士はどのような仕事が出来るのですか？

Question

行政書士の業務内容について全く知識がありませんが行政書士はどのような仕事が出来るのですか？

Answer 1

週刊漫画雑誌の「モーニング」に、先月中旬号で、22年にわたる連載が終わったのですが、「特上カバチ」「カバチタレ」という行政書士の業務を素材にした漫画がありました（単行本化されていますし、電子ブックとしても閲覧することができるようです）。
⇒主人公が、たまたま居酒屋で知り合った行政書士事務所に事務員として、就職して、業務を行いながら、行政書士の資格を取得し、独立開業する（これが最終話）という話で、かなり業務内容等について詳細に描写されています。「試験と業務内容」とがかけ離れている士業が行政書士ですから、試験に合格した人には、業務内容を知らない素人さんが多いみたいです（だから、具体的な内容を知るには、この漫画が参考になると思います。）。

簡単に言うと、「訴訟業務」「債務整理」「登記業務」など、弁護士や司法書士に独占的に認められている業務以外のほとんどの業務を行うことができます。官公庁（裁判所や検察庁を含む）に提出する書面の作成（訴状の作成や告訴状の作成も含む）、法的な紛争を事前に防止するための書面の作成（契約書や遺言書の作成のアドバイスなど）、建築許可確認の申請書の作成、車庫証明の作成、自動車の免許証や飲食業者許可証の申請・更新、いじめや近所間のトラブルの話合いによる解決など、業務内容としてかなり広汎に認められています（確か、行政書士法には、他の士業法と異なって、「できる業務内容」ではなく「できない業務内容」という規定になっていたと思います。）