社会福祉士と保育士の両方を取得している者です。 まず、この2つでは取得条件がかなり異なります。 社会福祉士は、養成学校に行き、所定の科目の単位と実習をクリアすることが必要です。すると卒業と同時に社会福祉士国家受験資格が貰えます。 そして、国家試験を受けて合格する必要があります。 保育士は、2通りあります。 養成学校に行き、所定の単位と実習をクリアするのは社会福祉士と一緒です。しかし、保育士の場合は卒業すると同時に資格が取得出来ます。国家試験を受ける必要はありません。 2つ目は、養成学校に行かず、国家試験を受ける方法です。受験資格を満たしていれば誰でも受けることが出来ます。 ですので、保育資格の方がシステム面では断然取りやすいです。 ちなみに、私は国家試験を受けて取得しています。 試験そのものも異なります。 社会福祉士は ・すべてを合わせた総合得点で6割以上取る。 ・全ての科目で1点以上を取る。 ことが条件となります。 保育士は ・1科目ごとに合否判定がある。6割以上取る。 ・合格した科目は3年間は免除となる。 という条件があります。
保育士は2〜3年目標で筆記試験の合格科目を積み重ねて実技試験に臨むことが出来ます。 何年かかけて試験を受ける人が多いです。 社会福祉士は全ての科目で基準をクリアして合格点に届かないと合格出来ないので、社会福祉士の方が難易度は上がると思います。 ただ、社会福祉士を持つ人が保育士試験を受けると筆記試験の一部科目が免除されます。
保育士の方が取りやすいです。 社会福祉士は、社会福祉士指定科目をすべて履修し卒業しなければなりませんが、保育士はそういった受験資格の制限はなく、大卒者であれば国家試験を受けられます。
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