市役所でも政令指定市になると、普通の市町村では県がやる仕事も市がやる一方、町村役場と同じ住民相手の窓口業務もありますから、やる仕事の幅は大変広くなります。 都道府県庁の場合、直接に住民相手の仕事は少ない一方、市にはない仕事や施設も多々あります。 ただ、政令指定都市になると、市立の大学だの私立の博物館や美術館など、県に引けを取らないものを持っていたりします。 財政も田舎の面倒を見なければならない県庁より、大都市だけの市役所のほうが”お金持ち”だったりします。 実際の雰囲気は、たまたま当たった上司のキャラクターなんかによるところも大きいので、一概には言えません。 大きな違いは県庁は県内一円の転勤があることで、このために学生の人気=採用される難易度は市役所は県庁に引けを取らない、下手すると県庁より上だったりします。 とんでもない田舎への転勤がある北海道庁より札幌市役所のほうが人気なのはよく知られていますが、 同様に広島県庁vs広島市役所あたりも”県庁には田舎勤務がある”というのが大きな要素になっています。 ”格”から言えば都道府県庁のほうが上ですが、上記を背景に政令指定都市の市役所は、”県庁は現場のことを知らないのに威張ってやがる”みたいな対抗意識があることがあって、 大阪維新の会が両方のトップを取るまでの大阪府と大阪市の関係が”府市あわせ”と揶揄されていたのはよく知られていますが、京都府庁と京都市役所も結構さや当てがありますし、愛知県庁と名古屋市役所もトップ同士がバチバチやってます。 神奈川県庁と横浜市役所の仲が悪いというのはあまり聞いたことがありません。
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