溶接の仕事に転職しようか考えています。

Question

溶接の仕事に転職しようか考えています。溶接の仕事での職業病として、
①目が焼ける
②目に鉄粉が刺さる
③耳鳴りがする
④じん肺になる
などがあるみたいですが、この４つは絶対に避けられないのですか？
特にじん肺が心配です。

Answer 1

対策として
②保護メガネの着用
③耳栓の使用
④防塵マスクの使用
を普段から使用し
周りのアーク光を見ないようにする
(薄い遮光メガネの着用)ことで①も防げます。
私は20年溶接していますが、他のアーク光をできるだけ見ないようにし、うるさい作業場やガウジングの時だけ耳栓することで、視力も聴力も全く落ちていません。

Answer 2

溶接ヒュームは吸ったら病気になるような毒ガスではありません。
ご質問にある塵肺は鉄管の中のような換気の悪いところで、ヒュームの多い被覆棒アーク溶接を「長時間・何年も」溶接作業した時に、肺の奥に微粒子が蓄積して起きる病気のことです。
今は労働基準監督署の監視・指導により改善指導を受けるような換気の悪い職場は無いはずです。

溶接アークは紫外線が強いから直視したら目を焼くし、鉄の加工場ですからガーガーンと大きな音がするし、削り加工する火花が飛ぶ職場もあるでしょう。
だから保護するために遮光面・防塵マスク・防塵眼鏡・耳栓などの保護具を必要に応じて使用しています。