解決済み
半導体業界で就職活動中の者です。 就活と直接関係ないですが疑問に思ったので質問させてください。半導体と一言で言ってもプロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、パワー半導体、ディスクリート、イメージセンサなどなど多岐に渡りますが、プロセッサやメモリなど微細化が著しく米国や韓国、台湾にシェアを大幅に奪われてしまった分野もあれば、パワー半導体やイメージセンサなどまだまだ日本企業が頑張っている分野もあります。 そこで質問なのですが、なぜパワー半導体やイメージセンサはメモリのようにならなかったのでしょうか?また、今後も日本企業はある程度の存在感を発揮していけるでしょうか? メモリなどに比べて水平分業が盛んではない気もしており、多品種少量生産でファウンドリが参入する旨味が少ないのか、ドラスティックな微細化よりもパッケージ含めたインテグレーション技術が重要で技術的な壁が高いのかなと勝手に思っています。 この先パワー半導体やイメージセンサでも市場の拡大が期待されますが日本企業が生き残れるのか行く末が心配です。
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気持ちはわかります。メモリーやMPUなどは微細化競争が激しく、おおきな投資ができないと勝てません。さらに技術水準のみならず、国家の支援(税制、技術開発、マーケット)など一企業では難しい面もあります。日本メーカーが技術力で負けたとは思いません。メモリー業界から静かにシステム半導体やパワー半導体に移してきた面があります。 電気自動車・自動運転などでパワー半導体の需要は大幅に伸びるでしょう。またドローンの普及もイメージセンサの業界に有利でしょう。日本メーカーは長いデフレの中で今後伸びる方向に向きを変えてきたのです。 しかしながら、どの方向も25年以上続くとは思わない方がよいでしょう。いずれ衰退し、別の業種に主導権を奪われるのは宿命みたいなものです。それは画期的技術の発明がきっかけになる場合もあれば、プラザ合意のように国際政治の動向に左右されることもある、まして戦争などあればガラッと業界勢力地図は変わります。今後勝てるのはこれだ!と決めてもあまり意味がないかもしれません。 それに大企業では自分の望む部署へ配属され、思う存分に腕を振るえるなどということは無いのです。個人は企業を選べるが、仕事は選べないと思ってください。
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日本企業は、メモリー分野でサムスンに負けてから、サムスンが手を広げていない分野への進出を図り、一定のシェアを得ました。それが、パワー半導体でありイメージセンサーです。 すなわち、まだ競争が弱い分野へ先に逃げたので、シェアを取れました。 しかし、今後はサムスンがこれら分野へ進出しているので、早晩、韓国や(台湾の)企業にボロ負けするでしょう。
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