アニメーターになって幸せになれるの？幸せを掴むにはどうすればいいの？やりがいとは？

Question

アニメーターになって幸せになれるの？幸せを掴むにはどうすればいいの？やりがいとは？アニメーター志望している10代の男です
アニメーターになるか、企業イラストレーター(ゲーム部門)を目指すかで非常に悩んでおり、どちらも必要な学歴のレベルが真逆過ぎてどちらも目指すのは不可能だと理解してますが、ここ数ヶ月迷っていて吹っ切れません。

アニメーターになったら幸せになれると思いますか？
激務です。アニメーターの数年間の平均年収は110万円とか聞きますし、ブラックです。
このような仕事からアニメーター経験者の皆さんはどうやって幸せを掴みましたか？やりがいを持たれていますか？
僕が仕事をしていてこれが出来れば幸福だろうなと思う物があり、

・結婚したい。
・子供が欲しい。
・オシャレを楽しみたい(つまりある程度趣味に使えるお金を稼げるのか

これらは実現可能でしょうか？可能でも著しく不可能に近いですか？それとも何年目から可能性が見いだせますか？今までの人生でどの割合お洒落を楽しんでいた人、既婚者は居ましたか？色々な人の意見が聞いてみたいです。

また、仕事ということを前提にした上で、恥を忍んでお聞きしますが。誰もが「好きなアニメや描くのが得意なアニメを担当したい」と思うはずですし、それが叶えられるなら大いに仕事にやりがいを見いだせるはずですが、担当アニメはどのような形で決まっていくのでしょうか？
どこの求人も○○会社のアニメーターや3DCG募集としかありません…

では、例えば、ジョジョが作りたくてdavidプロのアニメーターになったとして、その会社には同時期に複数のアニメが作られてます。その時どうすればジョジョ制作に携われますか？立候補制？上司に君はここって会社内のいずれかの作品に勝手に決められるのでしょうか？教えてください。

本当にアニメーターを志すか否かで揺れているので、詳しく教えてください。学生の無知な質問ですが、お願いいたします

Answer 1

同業で絵を描いて働いています。
まず、どれが一番大切なのでしょうか？
優先順位で将来を決めた方が良いですよ。
正直、絵が一番重要だと胸を張って言える人しかアニメーターやイラストレーターの仕事は向いてません。
絵が好きでも才能がなくて、お金がなくて、何人も辞めていく業界です。
余程の根性と執着心がなければ生き残れません。
結婚やオシャレなどは作画監督レベルになれば可能ではありますが、アニメ会社は基本的には契約社員ですので保証はありません。
作画監督に昇格するまでの間は結婚相手の理解と共働きが条件になるかと思います。
イラストレーターは企業は基本的に雇いませんよ。
一部雇われもいますが、かなりの狭き門です。
なぜそんなにオシャレに拘っているのか、同業の私からしたらわからないのですが…
絵を描くことに夢中になってたら身なりなんてあまり気にしないと思いますけど。職場でもオシャレな人はいませんね…
休日に遊びに行くならわかりますが、休日の空いた時間に勉強するほどの熱意がなければ昇格もなかなかできないですし…
果たして本当に絵の仕事に合ってるんでしょうかね？

Answer 2

絵描き業界は絵を描くことを生きがいとした人たちが集まっています。

>・結婚したい。 ・子供が欲しい。 ・オシャレを楽しみたい(つまりある程度趣味に使えるお金を稼げるのか

これらを目標にアニメーターになれるひとはごく少数かと思います。
目標がそこにある人と、目標が絵を描く人をくらべた時、後者の方が圧倒的に使える人材になれます。

もう自分の人生を捨てて絵を描いてるんですよね。

Answer 3

とりあえずお金持ちの女性を探して結婚目指すというのはどうでしょう？
ご自身が一家の大黒柱になる前提の人生設計をされている印象がありますが、とりあえずその一点をあきらめると結婚願望と金銭問題は解決できる目がだいぶ出てきます。
低所得なアニメーターになって貧乏な家庭を築いて、もっと稼いでほしいと常に家族にせっつかれるよりは、ヒモに近い生活をしながら後顧の憂いなくアニメーターを続ける路線の方が幸せになれますよね。まあ私の価値観ではという条件がつきますが。
オシャレに使うお金も妻に出してもらう勇気！
とまあそんな感じで身内がパトロンっていう、生存戦略とってるクリエイター大なり小なり大勢います。

ちなみに希望アニメへの担当替えを是非にと直談判した新人を見たことがありますが検討の余地なく普通に断られていました。
別の機会でやはり希望アニメを数カットでもいいからやらせて欲しいと熱望していた中堅アニメーターは先輩の口利きと『タダでいいから』という積極性を上に伝えたところ現在の担当作品をこなしながらという条件の元に希望が通りました。
まあそれでも作品そのものの担当替えまではできてません。
担当作品って基本、制作さんやプロデューサーからの依頼とか声かけで、立候補制じゃないんですよね。カット単位でならやりたい箇所の希望を伝えた上で難易度と実力が釣り合っていると割り振り担当者に判断されれば通ることも多いです。
うまい人が簡単なカットばっかりやろうとするとそれはそれでどうなの？って感じになっちゃいますが。
他所のことは知らないけれどうちはそんな感じ。

しかしなんか強いんですよね『タダでいいから』ってワード。聞かせる側に対するインパクトだけで言ったら『実力派』とそう変わらないじゃないかな。
そういえば『タダでいいから』と『土下座』の合わせ技で業界入りした人の話もあるけれどあれはどこの誰だったかな～
まあそんな感じで差し出せるものがあれば、わずかなりとも返ってくる場合もあるという蛇足でした。

Answer 4

取らぬ狸の皮算用になっていませんか？こう言う業界は優秀な人しか雇いません。まず出来る状態になったら考えてください。

幸せか？好きなアニメの仕事が出来るなら夢が叶ってそれが幸せではありませんか？自分の書いた物が映像になるエンドロールに名前が載るそれを続けられることにやり甲斐は生まれるはず。そう思わないなら向いていないと思う。仕事＝利益と言う思考は当たり前ですがアニメ業界にはその考えはありません。まだデジタル化すら進んでいません。

この質問で初代ガンダムのアニメーターのインタビュー番組があったのを思いだしたけど始めての仕事の単価が108円程度で月の収入が1800円程度だったとか。今の単価は200円程度と少しは改善していそうだがディズニー映画と比べると1/10以下とも言われているようなのでブラックは相変わらず。それでもやりたいと強い意志がないと厳しいと思う。
最近中国ではパクりを辞めて自国のオリジナルを作るようになったので活路はそこになると思う。5年以上日本で活躍できれば中国や諸外国へ好待遇で雇ってくれるようです。
https://president.jp/articles/-/44767?page=1