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仮面ライダーシリーズなどをずっと見てきて各作品を彩る効果音に惹かれ、アニメ、ドラマなどの音響効果スタッフになりたいと思い…

仮面ライダーシリーズなどをずっと見てきて各作品を彩る効果音に惹かれ、アニメ、ドラマなどの音響効果スタッフになりたいと思いました。今年で24になり、音楽理論や映像など何一つ知識のない自分ですが、専門学校に通いたいと考えております。 音響効果スタッフになりたい人はどのような人が向いていますか? 音楽知識は当然でしょうが、専門学校では通信工学、情報学なども学ぶ方がよいと書いてありました。数学などが得意な理系の人間の方が効果マンになりやすいのでしょうか。

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    現在音響・音効、レコーディング、音響設備、MAなどの仕事をしている者です。 質問者様は大学や高校卒で音響とはあまり関係のない分野で仕事をされている、と理解してよろしいでしょうか? 個人的に音響効果スタッフなど「音」に携わる人間に必要なことは、「一般の人よりも音に興味があること」だと思っています。 日常の生活ではいろんな音がありますよね。ドアを開ける音、セミの鳴く声、町のざわざわした音、PCのキーボードをたたく音など探そうと思えばいくらでも探すことができます。 質問者様は「音楽知識」とおっしゃっていますが、音楽知識はその中でも1つです。というより「持っていたほうがいいスキル」であり、音響さんでも音楽をやっていない人はいます。(それでも音楽が好きな人が多い印象) それよりも「音とはなにか(波の物理の話)」という基礎的なところや、音波の伝搬、電気信号の知識などのほうがどちらかといえばそちらのほうが重要です。音を広く扱う中で音楽があるわけで、ピアノの基準の音、ドレミのラ(A4)が440Hz、ということを知っているかいないか、周波数と音の関係や倍音、といったことを理解したうえで初めて音楽知識がつきます。 質問者様のおっしゃる通り、数字に強いほうが圧倒的に有利です。むしろ基本的な数学が苦手だと本当に苦労すると思います。高校数学が普通の成績くらいなら大丈夫だと思います。 私の場合はケーブルや機材の開発もしますので、抵抗値や電気の計算、現場仕事では音源との距離を考慮した上で雑音レベルや反射を含め到達音圧の計算を対数を使ってやっているくらいです。(dBと調べていただければ出ると思います。) また、近年はIPの信号伝送技術がかなり発展してきているので、おっしゃるようにIT・インフラの知識も必要不可欠になってきています。長々と書いてしまいましたが、これだけでも結構勉強しなければならないことが多いですよね。それでもこの仕事についている人は音が好きな人が多く、仕事に誇りを持っている人が多いから、と個人的には思います。 音にかかわる仕事は専門学校だけではないので大学でもいいと思います。 専門学校含め、専門職の学校を目指す場合は「やりたいことが明確にこの分野で決まっている」、「その学校でしかできないことがある」といったことが決まっていない限り選ぶべきではない、と思っています。 同僚や上司にも専門卒の方がいらっしゃるので悪く言う気はありません。ただ先輩方はそのような「決まった道にいく!」と誰よりも強い意志を持った人ばかりです。 質問者様がどの程度の事前知識があるか存じませんが、とても音響効果さんに興味があることだけは伝わってきました。今からできることとしては、「身の回りの音をいつも以上に耳を澄ませて聴いてみる」、数学、高校物理基礎(特に電気と波)を軽く勉強してみる、音、特に音楽の聴く曲を増やして苦手な分野をなくす、くらいでしょうか。 いわゆる音楽のジャンルの苦手分野、というのは人によると思いますが、 例えばポップスしか聴かないからアイドルものやハードロックは無理、みたいなことです。Jazzやクラシックは全く聴かない、みたいなことがあると感性に偏りが出てきます。もちろんミキシングするうえでポップスが多いからそっちに寄せていくために多めに聴いている、というならいいんです。 ただ幅広い音の世界で生きていくには「受け皿を広く持つ」ことが大切です。スポンジのようにたくさんのことを吸収してください。 よく大学生・専門学生が就活しているときに「カメラしかやりたくありません」みたいな人が結構いるんですが、その人員が足りている場合必要のない人材になってしまいます。それよりは、これもこれもこれも興味があるけど、中でも一番やりたいのはこれです!!なんでもやってみたいです!!というスタンスであれば我々も適正を見ながら仕事を与えることができます。 結局この業界どこも人がいませんので、ある程度知識がなくても「音にめちゃくちゃ興味あります!!」という人は大歓迎ですので、あきらめずに挑戦していってほしいと思います。ただ前述したように、「これしかやりたくない」だと非常に使いづらいですね。人がいない、といっても「会社に合う人がいない」だけであって「人がいないから誰でも歓迎」ではないことは質問者様もわかっていると思いますが、このような専門職は特にそうだと思います。 大変な仕事もありますが、質問者様がこの業界で、我々の仲間となって楽しく働かれることを心待ちにしています。 応援していますよ。

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