息子が大卒で海自に入隊しました。 入隊6年目、仕事に邁進しています。 ここの質問や回答を見てると、海自はいじめ、パワハラ、自殺が多くて辞める人が多い、などのネガティブな情報もよくありますが、自衛隊に限らずどこの組織でもあることです。 海自が本当にそんなにダメな組織なのか、自分に合っているのか、そこでやっていけるのかは自分自身で体験しないことにはわかりません。 OBの方からの的確な回答もありますが、現役隊員がここで実態を晒すことはありません。息子からもSNSに内情を色々書くなと釘を刺されています。 ネガティブな情報に振り回されずに希望の道を行ってください。
文章から質問者さんは現在大学4年生で海自の一般幹部候補生の合格発表待ちと推察します。この前提で回答します。 パイロットについては採用試験から飛行要員と一般要員を分けていますので、質問者さんが飛行要員として受験していなければまず進路はないです。 給与面がいいというのは、艦艇乗り組みになった場合に乗組員手当、航海手当が付くということです。海上自衛官でも陸上勤務の期間は他自衛隊と同じです。 水上艦艇要員は狭き門ではありません。潜水艦要員は適性検査に通り希望すれば可能性があります。その他経理補給、航空装備などの職種もあり、広き門とはいえ水上艦艇の希望が必ず通るかどうかはわかりません。 半年間洋上に出る(日本を離れる)艦は遠洋練習航海部隊くらいで、リムパック、ソマリア沖・アデン湾海賊対処、砕氷艦しらせなどの行動はもう少し短いです。国内にいる部隊の行動も1~2週間程度で定係港に戻ってきます。 出港中は乗組員は全員24時間同じ艦内にいるので、人間関係は気を遣いますし、まとまった睡眠時間は取れず勤務環境はやや厳しいです。 定期的に昇任しないと首にされるというのは任期制隊員(自候生から海士になった人)の話ですので質問者さんには関係ありません。
自衛隊は信頼のおける組織です。あなたの意思を確認せずに無理な教育や業務をすることはありません。必ず本人の意思を確認します。不明な箇所があれば質問をする、いやならいやと明確に意思表示をする、それで済みます。組織ですので、人が足りないとか、ノルマを課せられている、ということはあるでしょう。それに乗るかどうかも人生の岐路になります。 今は情報が溢れて、どれが重要で、どれが今は考えなくていい問題なのか、判断がつかず迷うことが多いと思います。情報は多いほうが良い、は一般論ですが、整理して取捨選択しなければ逆に溺れて深みにはまり、必要な時期に決心ができなくなってしまいます。 まずは海上自衛隊を信頼する、そしてあなたは一般2士?今は採用区分が複雑で私の頃と違うようですが、まあ艦艇勤務は少ないようなので喜ばれるでしょう。 航空機操縦者は、まず幹部になり、部下の統御する資質も求められます。目が悪いようなので、向いているとは思えません。 潜水艦は娑婆に未練のある、生半可な気持ちでは務まらないでしょうね。海で過ごす時間が長い分、上陸期間も長くて、手当も付くので散財して身を持ち崩す人が多いと聞きました。 潜水艦希望!などと言えば歓迎されるかもしれませんが、たまたま他の希望者が多いとか退官者が少なかった、などの理由で枠がない場合もあるかもしれません。でも水上艦も少子化に合わせて新造護衛艦の搭乗員は減らしているらしいので、希望すればどちらかはいけるでしょう。 案ずるより産むが易し、あまりよく分からないことをあれこれ悩むのではなく、まだ見ぬ上司や仲間との出会いを楽しみに待ちましょう。
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