解決済み
PTです。 質問者さんはとても患者さん本位なんですね。とても高い志を持って日々の臨床を頑張ってるんだろうなと、思います。私も若い頃は質問者さんと同じように、何故勉強しないのか不思議でたまりませんでした。怒りを感じることもしばしばありました。 勉強はした方が良いに決まってます。患者さんは自分でセラピストをどの病院も選べないと思います。良いセラピストに当たるかどうかは運が全てです。だからこそ、セラピストには勉強を頑張って欲しいとは思います。 ただ、頑張りたくても頑張れないセラピストはどうすれば良いでしょうか?育児や介護、自身の体調、金銭的な理由、様々なバックグラウンドを持ってるスタッフがいます。また業務時間外をどの様に過ごすかは自由です。その自由を奪う権利は誰にもありません。 また医療従事者であっても、普通の事務職の会社員であっても、『仕事』に変わりはありません。その仕事にどう向き合うかは自分自身にしか決められません。逆に誰か他人が決める様なものではありません。仕事とは人生の一部です。そこにいつ、どのくらいの時間や情熱や労力を注ぐかは、本人の人生への向き合い方で決まるのだと思います。 勉強も仕事の一部だとして、勉強する事で1人のセラピストが稼げる診療報酬額は変わりません。この社会保障制度や、資格免許制度にも問題があると思います。日本の医療は医師やコメディカルのボランティア精神で支えられてます。普通の会社では、本当に必要な勉強や資格取得には出張費や研修費が支出されます。現在の新人が最も就職する回復期の病院でさえ、研修制度がほぼなかったりします。何故でしょう?本当に患者さんを思ってる病院なら研修制度は整ってるはずではないでしょうか? 志だけに頼った人材育成には限界があると思います。 それでも、私は諦めませんけどね。とてもとても小さな力ではありますが、私に出来る事をコツコツとやっていきます。社会保障も、研修制度も直ぐには変わらないけれど、この仕事の奥深さや楽しさや、学ぶ事や知る事の素晴らしさ、それが患者さんや社会への貢献に繋がり、セラピスト自身の人生の豊かさに繋がる事を伝えていきたいです。 それは自分自身の為でもあるし、私に色んな事を教えてくれた患者さんやコメディカルスタッフへの恩返しだと思うからです。 学ぶとは押し付けられて出来る事ではありません。自ら能動的に動かなければ為し得ないものです。 質問者さんの情熱をぜひ、最も良い形や伝え方で、様々な人達に伝えて欲しいです。 怒りは相手を遠ざけたり、萎縮させたり、傷つけたりします。それは本来の質問者さんの目的や意図とは全く逆ですよね?どうしたら相手に伝わるのか?は患者さんでも、セラピストでも、人が相手なら変わりはないと思います。 長々と書いてしまいすみません。 久しぶりに熱い投稿だったので、私も熱くなってしまいました。
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