解決済み
テレビのカメラマンについて教えてください。バラエティ番組で、お笑い芸人などがボケたり、ハプニングが起きたときに、それに合わせてカメラを ・グラグラ揺らす ・ズームとズームアウトを繰り返してボヨ〜ンみたいにする ・あえてお笑い芸人をちゃんと映さずに「映ってないわ!」とつっこませる など、いろいろありますが、 あれはカメラマンが、会話の流れから瞬時に判断してのカメラワークなんですか? だとしたら、お笑いの空気をしっかり読めて、しかもそれに対して瞬時に反応した適切な対応ができる、すごい能力だと思うのですが。 ニュースやドラマなどの予定外に動くことのないカメラよりも格段に技術があるということですか?
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基本的にはカメラマンの意図でワークします。 でないと、全く間に合いません。 〇〇さんが〇〇って言いました!カメラ揺らして下さい! と、ディレクターが言った所で、既に間に合いませんね。 事前の打ち合わせで、こう言った時はこんな感じにしてください。的な事は言うかもしれませんが、バラエティなんて、一文一句台本があるわけでもないので、「誰が」「どこで」「何を」言うかわかりませんし、指示受けてからワークしてたのでは間に合いません。 よってカメラマンの予測力と、瞬時の判断ですが、ある程度何を言うかは、番組の流れ、会話内容、出演者の表情、主語、助詞、接続語等の文節を聞けば、だいたいの予測ができます。 カットのタイミング的にも、ズームのタイミングは述語なのと、そこが話のオチになるので、予測してワークをはめる事ができれば成立します。 わかりやすい例だと、「私はあなたが好きです。」 だと、「好きです」がズームインタイミングです。 「あなたが」を聞いた時点で、後に続くのは述語、また結果が予測できます。 ズームイン、ズームアウトを繰り返すような、芸人の言い争いなども同じような応用の感じで、アクセントの部分や文節等で心地よく繰り返し、最後のオチの部分で、しっかりズームやワークで、怒りの感情が表現できれば成立し、臨場感が面白みが増します。 例「オイ!そうじゃないだろ-!」 「オイ!」ズームイン、「そうじゃ」ズームアウト、「無いだろ」ズームイン、「-!」カメラを揺らす。 等ですね。 また、喋り出す人を1ショットで撮影する必要もありますが、誰が喋るかは、パターンもありますが、誰がどの人の事を言ってるか?どの人に関係がある話の内容か?喋ってる人がどこを見てるか?聞いてる人はどんな表情、動きか?などを把握できていれば次喋る人も予測できます。 映ってないわ!は、SWが演者が映ってないカメラを押して、赤いランプを演者に追いかけさせて、映りそうになったら違うカメラに切り替えたり、カメラが逃げる事で成立します。
色んな人たちがこのカメラワークにはかかわっています。 テレビスタジオでは 7~8人いるカメラマンはみんなインカムをつけていて 全ての映像が見られる「サブ」と呼ばれる副調整室でディレクターと TD(テクニカルディレクター)が、指示を出したり画面を切り替えたり しています。 そのほかに 編集でも入れ替えられたりするので、スタジオに関しては 色んな人達が知恵を絞りまくって お笑い番組を盛り上げています。 ただ、ロケの場合は 2~3台で、しかもそれぞれのカメラマンに 判断がゆだねられています。ロケのハプニングの場合は カメラマンの技量によるところが大きいです。台本の流れも分かった 上で、次に来る展開を瞬時に予想しているのです。 逆にこんな笑い話もあります。 海外ロケで オードリーの春日のことを 日本語がわかるドイツ人の カメラマンさんが撮影した時の事、「トゥース」と彼がぼけたら カメラがパンアップして空を撮ったらしいです。上を指さしますからね。 実際、とても優秀なバラエティロケのカメラマンさんは、各局で 取り合いになりますから、かなりの高給取りになります。
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詳しい方からコメントがあるといいのですが、 カメラマンさんは 指示出しさんからインカムで指示を受けてます。 ・モー娘。ライブの指示出しさんとカメラマンさんの技術力の高さ http://say8888888.hatenablog.com/entry/2016/04/06/204352 バラエティ番組のぐらぐら揺らすとかボヨーンみたいなのは、 カメラマンさん自身でも「ここでこれをやるべきだな」というのは分かってやってると思いますが、 たぶんインカムでも「2番。ザキヤマ」みたいな指示を出していて 指示出しさんとカメラマンさんの技術力の高さによって 息ぴったりで出来上がってるものじゃないかな… ニュースやドラマだって技術は必要ですよね。 ・ニュースに映り込もうとする人とカメラマンの攻防 https://togetter.com/li/1271949 ニュースは決定的な画像をとらなくてはならないから 凶悪犯が搬送されるときには必死だろうし。(いい画がとれなければその局のニュースではしょぼい映像になってしまうのだから、めちゃくちゃ怒られると思います) ドラマや映画も 監督のイメージに合うようにとらなくてはならないからやっぱり技術は必要でしょうね… ドラマや英語って 数秒のシーンでも30~45分ぐらいかかるような、カメリハとかドライとか、本番になるまでに何度も同じことをやるのですが、 俳優さんやたくさんのスタッフが関わっているので、飲みこみが遅いと迷惑はかけちゃいますよね、きっと… いろいろ検索してみましたが、 こちらを拝見すると、 https://www.pronews.jp/column/202008201500161296.html この方はバラエティ、ライブ、スポーツ中継を担当されてるそうなので、 ジャンルごとのカメラマンの差というよりは、カメラマンその人が素晴らしいのかもしれませんね。
カメラマンの生命線は、ピント構図です。 正確に対象を捉えてブレ無い事が基本ですね。 書かれている事は、全て編集作業で作ります。 この時には、基本の元が無いと何も出来ません。
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