解決済み
『売りオペレーション、買いオペレーションの金利について』現在FP3級の勉強をしています。 売りオペレーションの場合金利が上昇し、 買いオペレーションの場合金利が下落する理由が知りたいです。 仕組み自体分かるのですが、理由が分かりません。 (売りオペ:市場に出回るお金が減る→金利上昇 買いオペ:市場に出回るお金が増える→金利下落) 物価があがると、モノを買うためにお金が必要になるので金利は上昇 物価がさがると、金利は下落 景気上昇期に資金需要を抑える必要があるから、 日銀が債券を売って金融機関から資金を受け取り、 市場に出回るお金を減らすと思うのですが、 出回るお金が減るとお金の価値が高くなって、 デフレになるから金利は下がる(この逆のパターンも)のではないのでしょうか。 それとも物価とはまた別物として考えるのでしょうか。
141閲覧
物価とは別ものです。 物価はモノの需給で決まる。 金利はマネーの需給で決まる。 こう割り切って考えます。 売りオペの場合、 売りオペ → 銀行の手元マネーが減る → マネーが不足するので金利を上乗せしてマネーを調達する銀行が出てくる → 全体の金利が上がる。 買いオペの場合、 買いオペ → 銀行の手元マネーが増える → マネーが余るので金利を下げてマネーを供給する銀行が出てくる → 全体の金利が下がる。 上から分かるように、金利の変動にモノは関係ありません。 また、金利は時々刻々変化し、一日で大きく変動します。 しかし、モノは金利ほど早く変化しません。 金利がモノに影響する経路は、企業の手元資金、投資です。 手元資金の場合、月単位で決済する場合が多いでしょうから、影響も月単位。 投資の場合はもっと長く何か月もかかります。 だから、金利の上下が物価に影響するのはずっと後です。 AAA>> デフレになるから金利は下がる(この逆のパターンも)のではないのでしょうか。<< 実質金利と名目金利を分けて考える必要があります。 名目金利=実質金利+インフレ率 売りオペ、買いオペはこの式で実質金利を上下させる政策です。 上記AAAは、この式でインフレ率が下がり、その結果、名目金利が下がるという言説です。 実質金利は売りオペにより上がります。この上げ幅よりも大きくインフレ率が下がったとき、名目金利が下がります。
< 質問に関する求人 >
日銀(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る