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『売りオペレーション、買いオペレーションの金利について』

『売りオペレーション、買いオペレーションの金利について』現在FP3級の勉強をしています。 売りオペレーションの場合金利が上昇し、 買いオペレーションの場合金利が下落する理由が知りたいです。 仕組み自体分かるのですが、理由が分かりません。 (売りオペ:市場に出回るお金が減る→金利上昇 買いオペ:市場に出回るお金が増える→金利下落) 物価があがると、モノを買うためにお金が必要になるので金利は上昇 物価がさがると、金利は下落 景気上昇期に資金需要を抑える必要があるから、 日銀が債券を売って金融機関から資金を受け取り、 市場に出回るお金を減らすと思うのですが、 出回るお金が減るとお金の価値が高くなって、 デフレになるから金利は下がる(この逆のパターンも)のではないのでしょうか。 それとも物価とはまた別物として考えるのでしょうか。

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知恵袋ユーザーさん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    物価とは別ものです。 物価はモノの需給で決まる。 金利はマネーの需給で決まる。 こう割り切って考えます。 売りオペの場合、 売りオペ → 銀行の手元マネーが減る → マネーが不足するので金利を上乗せしてマネーを調達する銀行が出てくる → 全体の金利が上がる。 買いオペの場合、 買いオペ → 銀行の手元マネーが増える → マネーが余るので金利を下げてマネーを供給する銀行が出てくる → 全体の金利が下がる。 上から分かるように、金利の変動にモノは関係ありません。 また、金利は時々刻々変化し、一日で大きく変動します。 しかし、モノは金利ほど早く変化しません。 金利がモノに影響する経路は、企業の手元資金、投資です。 手元資金の場合、月単位で決済する場合が多いでしょうから、影響も月単位。 投資の場合はもっと長く何か月もかかります。 だから、金利の上下が物価に影響するのはずっと後です。 AAA>> デフレになるから金利は下がる(この逆のパターンも)のではないのでしょうか。<< 実質金利と名目金利を分けて考える必要があります。 名目金利=実質金利+インフレ率 売りオペ、買いオペはこの式で実質金利を上下させる政策です。 上記AAAは、この式でインフレ率が下がり、その結果、名目金利が下がるという言説です。 実質金利は売りオペにより上がります。この上げ幅よりも大きくインフレ率が下がったとき、名目金利が下がります。

  • 預金準備制度により銀行は保有する預金の一定比率の日銀当座預金を積み立てなければならないのですが、その日銀当座預金はインターバンク市場で調達しています。つまり、インターバンク市場で日銀当座預金余剰の銀行が日銀当座預金不足の銀行に貸出しているのです。 日銀が買いオペを行い市場に資金供給をすると、 資金余剰の銀行>資金不足の銀行 となり インターバンクレートが下がります。 売りオペを行い市場から資金吸収すると 資金余剰の銀行<資金不足の銀行 となり インターバンクレートが上がります。

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