病院でしか学べないことがある。 病院でないと取り扱わない薬がある。主に注射薬だが、消毒薬や院内製剤、放射性医薬品、治験薬などは、薬局ではほぼ取り扱わない。また、注射薬の調製スキルは病院でないと習得できないし、カルテを見ることも病院でしかできない。他の医療職とのかかわりも病院のほうが頻度が高いし、コミュニケーションも多いので、学ぶことが多い。 そのため、最初は病院からと考える人もいる。 しかし、後に調剤薬局やドラックを考えているのなら、数年働いて、中途半端な病院での経験を積むより、最初から、調剤薬局やドラックに勤務し、出世したほうがよいと思う。 病院が年収が低い傾向にあるので、奨学金の返済がある人は、きついという話をききます。 なぜ、最初が病院がいいかというのは、歳をとってから、勉強するのが大変ですし、知らないことが多すぎて、すぐにばりばり働けないからだと思います。 病院⇒薬局の転職は、薬局の経営(主に保険)を知らないと困りますが、薬の知識(主に内服薬)でこまることは少ないから、まずは病院からと考える人が多いと考えます。
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