解決済み
カメラマンではなく、写真家の話ですよね? 腕は、経験とイコールだと思います。 撮ったら撮っただけ上手くなります。 この点はカメラマンと共通。 とにかく根気のある方が向いていると思います。 カメラマンにも必要な要素ですが、それ以上に。 人に認められるまで続ける根気。 貧乏暮らしに耐えてでも続ける根気。 シャッターチャンスを待ち続ける根気。 私自身はプロカメラマンですが、写真家としてそれなりに 名を馳せている友人を見ての印象です。 絵画の構図と、写真の構図とはまた別なので絵画が得意である必要性は低いと思います。 日芸の入試でもデッサンは要求されませんでした。
簡単に言えば、見る人を納得させるセンスかと思います。
若い頃に実際に何年間かはカメラマン助手をやっていましたし、学生時代からの友達は世界で写真集が発売されている写真家です。 カメラマンと写真家はちょっと違うわけですよね。 カメラマンの仕事はデザインや出版の仕事のパートのひとつを担っているわけです。なのでイラストレータと同じで、デザイナーさんやクライアントさんが望む「絵」を期日までにきっちりと納める事・・・それが全てです。 フリーランスのカメラマンはデザイン事務所に行って、デザイナーさんと念入りに打ち合わせをして、希望に合う場所やひとを探して様々な契約をしたり許可を取ったりして撮影の準備をします。写真の技術的な腕なんてあって当たり前ですから、この仕事の一番大事なのはコミュニケーション能力だと思います。そして完璧主義者じゃなければ信用を築けません。 写真家にとって一番大事なのは「テーマ」です。 その写真家はどういう写真家なのか?何を専門としているのか?ひとつのテーマを決めたらそれで10年とか20年は最低追求していくわけです。 企画書を書いて出版社や関係会社に売り込みに行かないとダメですし、先に素材を用意してから売り込む事もありますから、写真家に必要なのは「行動力」です。 友達は文明の入り込んでいない外国の村で数年暮らす事もありますし、麻薬地帯に潜入する事もありますし、それって冒険家の仕事では?と思うような仕事も多いです。外国で逮捕される事も普通にあります。殺人犯と一緒の牢屋に入る事もありました。 そしてそのテーマに合った業界に入り込んで、その業界の専門紙に記事を文章で書いたり写真を載せたり、年に数冊はその分野の書籍を書いています。ラジオやテレビに出る事もありますし・・・講演会なども多くて、自分も近場の場合は手伝いに行ったりします。 自分は画家ですが、カメラマンも写真家も絵画とは無縁です。もちろんカメラマンは絵画や美術品の撮影の仕事もやりますから、ある程度の知識はあった方がいいですけど。
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