大学3年生です。 現在就活中なのですが、学生時代に頑張ったエピソードについて相談したいです。

Question

大学3年生です。
現在就活中なのですが、学生時代に頑張ったエピソードについて相談したいです。私が大学時代に最も頑張ったことは、2年の初めから3年の終わりにかけて、合唱サークルでテノールパートのパートリーダーを務めたことだと思っています。パートリーダーとして行ったことは、年度末の演奏会に向けた練習計画の作成、そしてそれに基づいた毎回の練習の進行です。他のパートリーダーや指揮者と相談しながら、計画や練習内容を考えていました。

しかし、何度考えても「何を目標に向けて頑張ったのか？」というところを考える所で止まってしまいます。
活動中に私が頑張れた理由は、「演奏会を終えた時、この1年努力したぞと思える1年にしたい」というものでした。

恥ずかしながら私はそれまで努力らしい努力をしたことがなく、高校時代のサッカー部も何となく練習に参加してベンチ入りすら叶わず、受験も特に頑張った覚えはありません。
だからこそ、必死に目標に向かって努力している人々を見て劣等感を覚えていました。

だからこそ大学に入学した時に心機一転し、これからは自分に甘えず、有意義な日々を送ろうと決意したのです。
そしてパートリーダーになった時は、積極的に音楽の勉強をしたり、先輩に練習の進め方について相談したり、皆の歌を録音してそれを何度も聴いたりしました。

しかし「演奏会を終えた時、今まで頑張ったと思える1年にしたい」という目標では、あまりにも主観的で曖昧すぎます…

演奏会なら「集客数〜人を目指した」というのが具体的な目標の例として挙げられがちですが、私は音楽のクオリティの向上ばかりを気にし、集客数については無頓着でした。

当時の自分を改めて振り返ってみて、他にも
「演奏会で素晴らしい演奏を披露したかった」
「演奏会を終えた時、皆がやり切ったと思える演奏をしたかった」
「演奏会に向けた練習を通して、仲間との絆を深めたかった」
等が思い浮かびましたが、いずれにしても抽象的だと感じます。

目標が抽象的なので、その成果についても抽象的にならざるを得ません。
私としては、演奏会では素晴らしい演奏ができ、私も仲間も達成感を感じられたと思っていますし、仲間との絆も深まったと思っています。
しかし「それは自己満足でないと言い切れる？」と尋ねられたら、説得力のある反論ができません。

長々と失礼しました。
合唱活動を頑張ったエピソードにおける目標について、どなたかアドバイスをいただければ幸いです。

Answer 1

28歳、会社員、採用サービスに携わっている者です。
素晴らしい学生生活を送られたのだと感心致しました。

まず、採用に携わる者の一人として言わせていただきます。
自信を持ってください！悲観することはありませんよ！

僭越ながらアドバイスをさせていただくと、
質問者様の学生時代に頑張ったことは、視点を変えて考えてみるといいかもしれません。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・結論：目標に向かって努力している人を目指したこと（＝頑張ったこと）
・理由：努力らしい努力をしたことがなく、劣等感を覚えていたため（＝何故なら）
・例１：合唱サークルでテノールパートのパートリーダーを務めた（＝事例）
∟年度末の演奏会に向けた練習計画の作成
∟毎回の練習の進行の作成
∟他のパートリーダーや指揮者と相談しながらの計画や練習内容の考案
・結論：目標に向かって努力する人になれた
∟素晴らしい演奏ができ仲間も達成感を感じられたため（＝何故なら）
+
・補足：勉強と両立した/単位落とさなかった/バイトも頑張った 等々（※あると尚良し）
・課題：音楽のクオリティの向上ばかりを気にし、集客数については無頓着だった（気づき）
・今後：社会人になる以上数字という観点をさらに成長させたい（対策）
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”合唱活動を頑張った”というのはあくまでも手段の一つです。
本質的なことは”目標に向かって頑張れるか”だと思います。

また、企業の採用担当の聞きたい「頑張ったエピソード」とは、
エピソードの内容ではなく「理由・背景・気付き」等です。

「説得力があるか」「ちゃんと道筋を立てて説明できているか」等、
内容以外を見ている面接官もいます。

なので、起承転結（結論‣理由‣例‣結論）で述べられている
＋
”気づきと今後（課題）”について触れられていれば、
「自己満足でない」とも言い切れます。安心してください。

※結論‣理由‣例‣結論で書く文章法は「PREP法」とも言います。参考までに。
https://studyhacker.net/prep-method#:~:text=PREP%E6%B3%95%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C%E7%B5%90%E8%AB%96,%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

もちろん、「起業してXX円売り上げた！」という定量的な数字はあると良いですが、
学生の出す数字は社会で見ると大したことありません（笑）

正直、質問文を読んでいるだけで「良い学生」だと思いましたし、
僕が採用担当なら、書類選考は通してます。

自信を持って、就職活動を頑張ってください！

Answer 2

ガクチカで一番いいのは、何か大きな目標を掲げ（目的を持ち）、様々な困難をクリアして、成果を上げた（決して成功だけでなくともよい）エピソードを書くものです。

それを聞くことで、どういう考えや行動力を持った人材かがわらり、採用に値するか否かの判断材料にするためです。

ただみんながみんなそんな素晴らしい計画を立てて行っている訳ではないので、実際のエピソードを振り返ってみて、「だから自分はこのために頑張ったんだ」とわかれば、そこで真の頑張ったことが書ける訳です。

ところが多くの皆さんはその「手段」であるエピソードのみ押してくるので、例えばあなたの場合のガクチカは「パートリーダーを頑張った」となってしまうのです。

でもこの文章の中には、きちんと真の目的（頑張ったこと）も記されているので、もう一度よく深掘りしてみてください。

それをきっちり書けば、あなたが何のために合唱サークル（パートリーダー）を頑張ったのかが説明できると思いますよ。

頑張ってください。