「描く」専門職就職は、実力勝負です。 普通の大学からは、総合職(経理や営業や事務その他)での就職はできますが、「描く」専門職での就職は、大手有名ゲーム会社はほぼ不可能です。一般大学からゲーム会社のイラストを下請けする会社に就職した知人もいますが、高校時代に既に美大生に混じってイラストのグループ展をやっていた実力の持ち主でした。 美大でも、実技試験の難易度が高い上位美芸大でないと、なかなか難しいです。ゲームやイラストのコースがある美芸大もありますが、残念ながら入試レベルが低い、つまり充分な基礎がなくても入学できる大学が殆どです。専門学校も同様です。 高1や高2から週に何日も(高3はほぼ毎日)美術予備校に通って、基礎実技力をきちんとつけることが、最低限必要です。 大学や専門学校のサイトには、卒業後の進路が公開されています。実際にお調べになればわかりますが、毎年のように任天堂・ソニー・スクエニ・コロプラなどの大手に就職実績があるのは、東京藝大・京都市立芸大・金沢美術工芸大や武蔵野美術大・多摩美術大(ムサ多摩は3年間の累計)などの上位大学のみです。つまり、このレベルの美芸大に合格できるだけの基礎実技力が必要です。 これらの美芸大では、ゲームやイラストの専攻はありません。大学の課題に加えて自主的に自己研鑽を積んで(具体的には下に貼った記事をご参照ください)、充実したポートフォリオを作成していった数名が、有名ゲーム会社への就職を果たしています。 ポートフォリオについては、例えば任天堂の様に就活生以外の学年でもセミナーで具体例を見せて評価ポイントを教えてくれる会社もありますし、コロプラの様にサイトで公開↓されている会社もあります。 ・「2020年新卒デザイナーのポートフォリオ」https://be-ars.colopl.co.jp/special/portfolio2020.html ・「コロプラ採用担当部長が必ずチェックする、ポートフォリオ5つの評価項目」「それらのポイントが押さえられている新卒採用者の事例」 https://be-ars.colopl.co.jp/special/portfolio2018-2.html ・「ポートフォリオ制作や面接対策に役立ちそうな情報まとめ」 https://be-ars.colopl.co.jp/company/2019-des.html なお、美術予備校には、基礎をゼロから修練するスタートであることと、身につけるのに時間がかかること、1課題の授業に6~12時間かかること、などから、かなりの時間を取られます。学校の授業や課題を大切にして、勉強は隙間時間の自学自習でしっかり出来るようにしておくのが、実技対策に注力できる鍵となります。 頑張ってください(^^)。
なるほど:1
ゲーム会社でイラストレーターになるには 国内トップクラスの美術学校である 東京藝大・東京5美大・桑沢の7校いずれかに 入学できるのが基本条件です。 なお、その中から就職が叶うのは 7校全部の同期生から 一人出れば上出来、という狭き門です。 なので「キャラデザなら 立ち絵一枚描けばいいから自分だって!」 みたいな甘い考えでは あっという間にやる気を へし折られて終わりますよ。 あなたもどうせ 最初は漫画家を志望してたけど あまりにも大変だからと キャラデザに鞍替えしたクチでしょ? 弁解しなくてもいいですよ、そういう子は 何十年も前から山程いますから。 ていうか、本気でキャラデザやりたいなら 最初の志望である漫画家を初志貫徹した方が いいですよ。 ゲームのキャラデザの多くは 人気漫画家や人気イラストレーターや 人気アニメーターですからね。 無名の人でも同人作家として その人が活動してた狭いジャンル内では 熱狂的人気を誇っていたとか、 陽の当たるところに出る チャンスさえあれば あっという間にブレイクする 要素を持ってるものなんです。 まあ要するに、 楽そうな仕事ってのは みんなからくりが あるものなので 地道な努力を怠らないように。 キャラデザ業に心を奪われて 絵の修業をサボったツケは 将来必ず来ますよ。
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