消防設備士は、独立開業した場合、十分に食べていける業界なのでしょうか？

Question

消防設備士は、独立開業した場合、十分に食べていける業界なのでしょうか？消防設備士は、独立開業した場合、十分に食べていける業界なのでしょうか？

Answer 1

資格を取得しただけでは難しいと思います。

気象予報士などでも、資格を取得したら独立できるような簡単なものではありません。

気象予報で独立するには資格以外にも資金・人脈・事業ノウハウなどがないと独立は不可です。

ガソリンスタンド経営には危険物取扱者資格が必要です。
私は危険物の甲種を取得していますが、資金も人脈もないので、サラリーマンのままです。

これらのように資格取得はあくまで通過点であり、資格取得そのものが独立を約束されるようなものではないです。

消防設備士は、危険物取扱者と同じ管轄で、難易度も危険物より少し高い程度です。

資格も無論重要なのは間違いないですが、むしろ資金・事業ノウハウ等の方が、より重要と言えるでしょう。

Answer 2

資格は仕事をするための必要条件ではありますが、十分条件ではありません。
ご存知のとおり消防設備の工事あるいは点検・整備は
消防設備士の資格がなければできないことになっていますが、
実際の作業そのものは作業員（いわば職人さん。自社で雇うか、あるいは協力会社へ外注する）がするわけで、消防設備士はその管理・監督、書類の作成、施主やゼネコン、ビル管理者、消防署との打合せなどが主な仕事です。
独立するとなれば、当然自分で仕事を取ってくる、という能力も必要なわけで
経営能力、そして
施主、ゼネコン、設備工事会社、ビル管理会社
、協力会社（かつては下請け業者といっていたが、最近は下請けという言葉は使わなくなってきた）
等との人脈、コネクション、信用が必要です。

・・・・独立できない甲種消防設備士より