医師国家試験の、必修問題と、それ以外の問題は別採点なのでしょうか？

Question

医師国家試験の、必修問題と、それ以外の問題は別採点なのでしょうか？例えば、114回の国試は、必修のボーダーが80%、それ以外が73%でした。
つまり、受かるには、いくら必修で90%取れても、それ以外が60%たと、落ちてしまうという事でしょうか？
必修とそれ以外の問題の合計が73%だと思ってました。
例年7割あれば受かると言われてきましたが、なぜ去年はあんなにも上がったのでしょうか？

Answer 1

医師国家試験は一般、臨床、必修の３分野に分かれており、一般と臨床は合計で計算されますが必修は別計算です。合格基準は一般と臨床の合計で約70%かつ必修80%以上です。つまりあなたが言うように必修で90%取っても一般と臨床の合計が60%ならもちろん不合格です。
医師国家試験は国の予算等の関係上、大まかに合格できる人数が決まっています。その合格できる上限の所の点数で切られているのです。必修は80%と明確に基準が決まってますが、一般臨床が明確に基準が決まっていないのは調整するためです。去年は平均点が高かったのでその分合格基準が上がりました。あとつい最近までは一般と臨床も別々の計算だったのですが、今は合計の計算になったのも平均点が上がった要因と言われています。