解決済み
重機の基本は、定格安全率80%が限度です。 ところが、建設側は、常に無茶を言います。 地上で組んで一気に上げた方が、高所足場を減らせるので吊れ吊れ出来るだろうなんです。 昔なんかは酷いもので、定格オーバーを吊り上げるのが技術だとか平気で言う。 荷上げは、風が吹くと吊り荷重量が振られて重くなるので、無茶言うなという感じになる。 もちろん断れるのですが、断ると工程が大幅に遅滞する板挟みです。 この為、全国では、しばし事故が起きます。 建設会社を含めて元も子も無くなってるのは、事故のたびに感じる事です。 確実に、重機オペは、前科1犯です。 傷害物損で終われば不幸中の幸いですけど、治らない怪我や死亡事故まで起こした時には、取り戻せません。過失傷害罪・過失致死罪が付き、酷ければ懲役刑ですが、当然の刑罰の事情です。 技術的には、都度の現場判断が有ると言う事。 敷鉄板ごとアスファルトを沈ませて倒しそうになったり、距離の計測を誤ったりです。 重機無いに秤量計やら赤ランプブザーもあるのですが、最大重量になる時は到達点位置なので最後の最後。危険警報が点いても、あと30cmとかやる者が多いです。 とにかく見極めが必要。無理は無理と言う折衝も必要です。 最近では、建設側も重機側も無茶が減りました。 うちでは、正しく現地計測の上で、重機計画書を作って定格70%をリミットにしています。 荷が想定外に1割りも重く出来上がって現場に到着しても、安全77%荷上げの計画です。 もちろん、リミットが70%なので通常は、65%とか50%計画とかの安全マージンです。
< 質問に関する求人 >
クレーン(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る