解決済み
測量の点検計算の許容範囲についての質問なのですが、4級基準点測量の水平位置の閉合差 15㎝+10㎝√NΣSにあてはめて計算すると制限値が0.354となりました。 許容範囲がこれほどあるいうことでしょうか?35.4㎝ズレてもよいということでしょうか?
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最大でこの範囲にあれば平均計算に進んでよいというだけのものです。 統計的な意味としては予想される誤差の三倍を見込んでいます(3σ法の基準として)。 その後平均計算してみて制限に入らなければ計り直しです。 点検計算はあくまでも平均計算に至るまでの目安で、近似座標の算出や誤差の点検のために行うものです。この計算で閉合差などがぎりぎりになるときは観測の精粗だけでなく与点の整合なども疑う必要があります。
なるほど:1
許容範囲なので実際は大きくてもこの2.5分の1から3分の1程度におさまるはずです。 収まらなければ観測そのものか与点に問題があるのです。 統計学的に大きめに見積もってるだけですから、こんなに誤差あっても大丈夫などとは思わないように。
なるほど:1
光波測距器(TS等)が主流になる以前、基準点測量の距離測定は鋼巻尺(スチールテープ)で行っていました。 高低差のある観測を考えると決して緩い許容範囲ではないと思われます、許容範囲は当時の名残りです。 しかし先人達の知恵には現代人は到底叶わないでしょう。
なるほど:2
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