解決済み
世の中には大企業性悪説を唱え、人々の不安を煽る勢力が居るのです。 しかし、実態としては、各企業はむしろ将来確実にやってくる人手不足の時代に対応するためにAIなどを導入した新たなビジネスモデルを模索しているのが実態なのです。 すなわち少子高齢化で若年層が減り、10年後には実に人口の1/3が65歳以上になってしまうわけですから、このままでは確実に各企業は深刻な人手不足に直面するのです。 そこで鉄道会社の車両保全部門の近未来を予測すると、まず機械装置が自動的に不具合を検知できるようになるので、これまで日々地道な検査を行っていた検査修繕の係員の労力が大幅に低減できます。 これは人件費抑制の「人減らし」と云うよりは、将来の人手不足に対応する技術なのです。 さらに、鉄道の保全の現場としては、日々の運行によって少しづつ車輪もレールも僅かに摩耗してゆき、ブレーキによって「制輪子」(車輪やブレーキディスクを押しあてる部材)がすり減り、トロリー線やパンタグラフのスリ板も摩耗し、あるいは列車走行の衝撃でレールが歪んでゆきます。 ですから、如何にAI化が進もうと、こうしたパーツの取替などは、専門知識を持ち、作業ミス無く安全に工事が行える専門職が必ず必要であることは従来と変わりありません。 あるいは、そもそもAIなどの半導体機器も、寿命が来れば突然死するわけですから、こうした半導体機器はメーカーが保証した使用期限(つまり寿命)が来るまでに新品と交換しないといけないわけですし、これは手足を持っていないAI機器が自分自身で行ったりは出来るワケありません。 ですから、これからも工業高校を優秀な成績で卒業した者、高専を卒業した者、4年制大学の工学部を卒業した者などが、産業を支えてゆかなければなりません。 殊に、完全にドメスティックな電力やガス、そして交通運輸は、これからもオススメな就職先であることは確実ですよ!(元JR技術職員)
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