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元幼稚園教諭です。 園選びのポイントは子どもたちと保育者が イキイキとしているかです。特に コロナ禍の今年は、子どもたちが窮屈そうに していないか、保育者の負担が増えて先生方が バタバタしていたり、イライラしていないかを 見ておきましょう。 聞いておいた方が良いことは見学で見て 気になったことです。たとえば壁面構成が 凝っているように感じたら、保育後に 担任の先生方が作っているのかなどです。 場合によっては担任がすべてしなくても 非常勤の先生や補助（補佐・助手）の先生が 掃除や保育の下準備をしてくれる場合も あります。 私は幼稚園見学の際にお遊戯会の衣装を見て 凝っていると感じたのですが、保護者が 作っているのか保育者が作っているのか 聞かずにその園に就職したら夜まで居残り＋ 休日も返上で衣装作りをしなくてはならず、 あの時に聞いておくべきだったと思いました。 預かり保育（延長保育）は担任がする場合と 専用の先生がいる場合とその他の場合があります。 担任がする場合、最終の保育時間を聞いておきましょう。 その辺も聞いておかないと入職してから保育と 翌日の準備で残業続きになって帰れないとなりかねません。 園は聞かれたくないことですが、もし好感触を つかめて受験しようと思った場合は、 先生方の平均の勤続年数を 聞いておくことをお勧めします。今の時代でも 寿退職を推奨していたり、無理に退職させられなくても 福利厚生が悪くて結果的に長く働けない、 人間関係が悪いなどで独身の若い先生ばかりという 可能性もあります。 幼稚園に限ったことではないですが、掃除が行き届いて いる所はたいてい雰囲気も良いです。 掃除はきちんとされているけれども雰囲気がいまいちな 園はあっても掃除がきちんとされていないけれども 保育環境として素晴らしいことはまずあり得ません。 わかりやすい点ですと部屋の隅や遊具の陰のゴミの有無です。 さりげなく、床を見ておきましょう。
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