警察の監察官は、「警察の中の警察」と言われいて、業務監査・警察官の服務監査・服務規定違反の内部調査・警察不祥事の捜査・会計監査などを行います また、表彰も監察官の仕事です 監察官がおかれている組織は、警察庁・管区警察局・都道府県警察本部です 警察本部の監察官は、警務部に属し、上記の通常の監察業務を担当します 監察官のトップは、首席監察官で、警視庁首席監察官の場合はノンキャリアの警視正が就きます 監察官には、署長や副署長経験者が多いとされています 実際に内部調査・捜査をするのは監察官の指示のもとで動く監察官室員です 室員は、捜査対象の警察官への調査、行動確認など行うため、公安警察の出身者が多いとされています 管区警察局の場合、総務監察部または、総務監察・広域調整部の中に監察課があり、首席監察官(課長)の階級は警視長か警視正です 警察庁では、監察のトップとして、長官官房首席監察官(警視監)がおり、これが警察における監察の総責任者です 長官官房人事課にも監察官が3人置かれていて、人事課における監察は22人体制です これらは、通常の監察業務ではなく、監察の企画立案・指導監督が主な任務です
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