アーク溶接とガス溶接、どちらのが、役に立ちますか。

Question

アーク溶接とガス溶接、どちらのが、役に立ちますか。

Answer 1

確認させてください。

我が国の現状では、溶接は次の3通りの電気アークによるものです。
①被覆棒溶接
②半自動溶接
③ティグ溶接

一部の方々は①の棒溶接を『アーク溶接』、そして②の半自動溶接をおもに炭酸ガスをシールドに使うことから『ガス溶接』と呼ぶことがあります。このことではないでしょうか？

役に立つ と言うよりも世で多く使われて＝役立っているのは②の半自動溶接です。で、おっしゃるガス溶接かもしれません。

①は装置が簡便なこともあり、土木現場などで賞用されたり、石油プラント・電気水道事業さらには原発プラントなどの配管・容器の現場溶接で確実な溶接を求められる場合に溶接士の”腕”を見込んで利用されます。①は奥が深く、すべての溶接の基礎と言えます。

Answer 2

何の役でしょうか。
DIYに使うのでしたら小難しいガス溶接をすることも、面倒な酸素とアセチレンを準備してまでガスで切断することも無いと思いますが、アーク溶接の特別教育も受講する必要はありません。

就職のためでしたらガス溶接は無いけどガス切断を行うことは多いので「ほう、ガスを持っているのか」と評価されるでしょう。
でもあくまでも溶接がメインです、溶接に加えてガス切断もありますよということですが、技能講習のガス溶接すなわちガス切断は開催場所が少ないので「どちらを先」にでしたら「ガスを先」に取っておく方が何かと便利です。
アーク溶接の特別教育はアチラコチラで開催されているし、特別教育ですから試験も無いので、いつでも取得できますから・・。

Answer 3

工場内ならアーク、現場ならガス