やってみないとわからない。 そして「やって確かめるかどうか」は本人が決めることだ。 われわれ世代だと、マンガ「あしたのジョー」で例えるんだけど……。今の世代の人は読んだことないだろう。どういう作品で例えればいいのか……。 主人公の矢吹丈やライバルの力石徹は、ボクシングの舞台に立つために血を吐くような減量(食事制限)とトレーニングの日々を送るのな。力石はその無理がたたって、ついに力尽きて死んでしまう。でも矢吹は彼の死を目の当たりにしてなおボクシングの頂点目指して戦い続ける……。 そんな彼に対して、ガールフレンドの紀ちゃんは「ついていけない」って言うんだ。「惨めだわ、悲惨だわ、青春と呼ぶにはあまりにも暗すぎるわ!」と。 矢吹や力石には彼らの生き方があり、紀ちゃんには紀ちゃんの生き方がある。どちらが正解って話じゃない。苦しみを乗り越えてもたどり着きたい場所、たとえ途中で息絶えることになっても目指したい場所があるのか。それとも、己をすり減らすことをせずとも幸福になれる世界を模索するのか……。それは自分自身が決めることじゃなかろうか。
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