大学で文学の勉強をしたい…いいですね。 さて。 校閲のお仕事というのは、 雑誌や書籍を発行している出版社と、 新聞を発行している新聞社にしかないと思います。 ですから、 正社員として校閲の仕事をしたいのであれば、 出版社か新聞社に入社することです。 出版社も新聞社も、 就職先としては超難関です。 また、いずれも会社員ですから、 本人の希望通りの部署に配属されるわけじゃありません。 (朝日新聞だったか毎日新聞だったかは、 校閲専門記者の募集はあったかもしれません) まあ、どちらにせよ、 校閲の仕事というのは、 あらゆる分野の知識と、 与えられた情報に疑問を持つ能力が要求される 高度な仕事です。 文学とか文系に偏った仕事ではありませんよ。 理系的な知識や論理力も必要だと心得てください。 5教科の勉強に一生懸命取り組み、 いずれ新聞社や出版社に就職できるような レベルの高い大学に進学してください。 校閲の具体的な仕事が知りたければ、 毎日新聞校閲グループが出版した 「校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術」 という本がお勧めです。 ちなみに、ドラマ「校閲ガール」は 現場ではありえない脚色がされているので、 実態を知るためには、お勧めできません。 ちなみに、 校閲の仕事に資格は要りません。 卒業した大学のレベルと、 難関の採用試験に合格することが、 資格の代わりになるのです。 「校閲の仕事に就ける」とうたう資格があるようですが、 あれは資格商法の一種ですので、ダマされないように。 さて。 ここからはちょっと違うシビアな話をします。 新聞社も出版社も、最近は不況です。 人件費をカットするために、 非正規社員を雇う傾向があります。 嘆かわしいことですが、特に校閲部門において、 人件費をカットする傾向が強いです。 正社員を非正規社員に置き換える動きが進んでいる、 ということです。 校閲部門に非正規社員として入社したい場合は、 募集を見つけ出す必要がありますが、 欠員が出た時にバラバラに募集しますし、 募集主体は新聞社や出版社の関連会社だったりするので、 募集を見つけ出すのは簡単ではないでしょう。 採用試験は正社員のように難しくありませんが、 その代わり、 給料は安く、いつクビを切られるか分からないので、 お勧めできません。
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