解決済み
以下、受験資格、TOEIC、大学の成績、適性試験、入試の出題内容、他資格との関連を分けて説明します。 ◎受験資格 大学院なので、大卒(卒業見込含む)や短大卒、一部専門学校卒でないと受験できません。 ◎TOEICやTOFEL ほとんどの法科大学院が、足切り材料として、提出を義務付けています。 まぁ、厳格な足切りをしてくるのは、一橋ぐらいだといわれています。 700点持っておくと無難です。 なお、中国語検定など、第二外国語の資格も使えます。 ◎大学の成績(GPA) これも足切りに使われます。 以下の計算方法で、3.5以上あればほとんど問題ありません。 3,0以上は欲しいです。 ①成績評価をポイントに置き換えます 優(A)…4ポイント 良(B)…3ポイント 可(C)…2ポイント 準可(D)…1ポイント *大学によりない場合もある 不可(E)…0ポイント ②それぞれ、各単位数を掛けて足した合計点を総単位数で割る (A科目のポイント×単位数)+(B科目のポイント×単位数)+(C科目のポイント×単位数)+(D科目のポイント×単位数)+(E科目のポイント×単位数)÷総単位数(全科目の単位の合計) ◎適性試験 就職のSPI試験の難化版です。年に二回試験があります(どちらも6月)。 論文試験前の足切りに使われるみたいです。 ◎入試の出題内容 ①未修者コース 政治哲学の小論文が多いです。例えば「政府は、学力向上のため、小学生中学生に携帯を持たせることを禁止した。妥当か否か論理的に述べなさい。」など。 面接もあります(早稲田・中央など)。 ②既修者コース 問題は、旧司法試験の簡易版。慶應の様に六法全てを出題する学校もあれば、中央の様に訴訟法を論文から除く学校もあります。 難関法科大学院の問題は、かなり難易度が高く、行政書士に受かった自分でもメチャクチャ苦戦していますw ◎他資格との関連 司法試験の短答式合格者は優遇されます。 また、公認会計士、医師、司法書士、国一合格者など、難関試験合格者も優遇されるみたいです。 ※おススメ文献 日経HR「法科大学院徹底ガイド」日本経済新聞出版社
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