解決済み
大学病院と大学の教員について教えてください。 例えば、大学病院を有する大学に医学部、看護学部、リハ学部、臨検学部がある場合です。 看護学部、リハ学部、臨検学部には博士(最低でも修士)を持つ教育、研究を主とする人が教員公募などで採用される。かたや、臨床を主とする人は学士、国試免許取得後に大学病院など医療機関に就職する。臨床を主とする人も兼職、非常勤講師として大学で教えることあるが、看護師やPT、OT、臨床検査技師の免許取得者が大学病院と大学にそれぞれいるイメージ。 以上のような解釈であっていますか? 大学教員も免許を取得しているのであれば大学病院等で臨床も行えば人件費が浮くような気がしますがいかがなんでしょうか? 医学部はどのような感じなのでしょうか? 大学病院勤務と大学に勤務する人の違いを教えてください。 さらには、大学では医学部から転籍して医師免許を持ちながら看護学部など他学部に所属する教員もいると聞きます。それは、他学部でより高い職位を目指すためでしょうか?
もし、医師ないしは医学部教員が大学病院勤務と大学教員の双方を行なっている場合は、主となる所属はどちらになるのでしょうか? また、大学病院勤務と大学勤務でヒエラルキーなどは存在するのでしょうか?
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私が大学病院に勤務した時は、まだ独法化していない文部省管轄でしたが、今も大きくは違わないと思います。 医学部には臨床医学として消化器内科学講座とか循環器腎臓内科学講座とか、腫瘍外科学講座とか心臓血管外科額講座とか多くの「講座」があります。この「講座」には、医学部教官としての定員として、教授1准教授1講師2助教4などが配置されていています。さらに大学病院職員として病院教授とか臨床教授とか臨床講師とか病院助教の名前で何人かの枠があり、これを各講座が取り合います。そしてなんの役職もない医員という日雇い扱いの医師もいます。さらに、この分野の専門家がおらず大学にいて欲しいがポストがないと言う場合に、空きがあれば保健学科の教員に回されることがあります。保健学科の教室で研究をしながら、保健学科の講義をしながら、週に1コマとかの大学病院の外来をするのです。 臨床医学の医学部教官はもちろん大学病院でも働きますと言うか、大半は大学病院での仕事です。例えば腫瘍外科講座の教授は、大学病院の消化器外科部長だったりします。腫瘍外科の准教授や病院教授の専門が乳腺内分泌外科が専門であれば、その人が大学病院の乳腺内分泌外科部長であったりするのです。 基本的に、臨床医学講座の医学部教員でも、医学部で学生と接するのは数少ないです。基本的に週に1コマとか2コマとか教授や准教授、講師、助教のあたりで自分の専門とする分野の講義をするだけです。ですから、教授でも学生の講義をするのは年に10コマとか20コマとかのレベル(もちろん教授にもよります)です。 そして、医学部教官の教官としての一番の仕事は、臨床医学でも研究になります。講師以上だと研究の指導を、助教や医員、そして大学院生が研究を実行していきます。 私は、外科の一員として4年大学にいましたが、1日の仕事は、手術のない日は朝カンファレンスに出て、病棟回診、午前は外来をして、午後からは研究したり、学生の講義をしたりですし、手術日は朝カンファレンスの後、夕方まで手術、その後は研究という日々です。 基本的に講座を主宰する主任教授以外の大学病院勤務医の仕事は同じです。臨床5学生指導1研究4という形で働きます。もちろん人により、臨床3学生指導1研究6の人もいますし、臨床7学生指導1研究2なんて人もいます。
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大学の教員は、医師もいれば研究者もいます。 研究者も医師免許がない研究者もいれば、 医師免許はあるが研究のみをしている研究者もいます。 大学が誰に教員をお願いするかで様々ということですよ。 他の学部でしたら、企業の元お偉いさんを教授や教員に迎えたり、芸能人を非常勤講師にしたりしていますよ。 大学が何の目的で、誰が適任かで誰でも可能性があるということですね。 また、教授が一番権力を持っています。 医学部教授であれば、大学の講義もしますし、臨床もしています。 この病院は〇〇大学病院系列と聞いたことはないですか? 教授が病院の〇〇科の人事権を持っていて、田舎の系列病院に異動させることもできます。 病院の〇〇科部長は当然、将来的には大学病院の教授を目指しているので、教授には逆らえないからです。 医師、研究職、教員の頂点が教授です。 病院では出身大学での派閥があり、 出世できるかどうかは白い巨塔の世界で、 ピラミッド構造で成り立っている社会です。
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