他の回答者さんの書いている通り、橋や道路の建設は土木です。もっと言うと、道路は線ですが橋は点で、長大橋はランドマークになりますが橋の仕事は限られています。 質問者さんは高校生ということですから、将来的な話をすれば、道路建設は国内ではもう頭打ちで、これからは道路保全の時代です。橋梁には鋼橋とコンクリート橋がありますが、鋼橋新設の仕事は本四架橋の頃は年80万トンの仕事があったのに、今は20万トンを切ります。大きな橋梁の仕事はもう海外にしかないと言ってもいいくらいです。一方、建築市場は鉄骨の仕事は、今は経済が混乱していますが、年400万トンから500万トンの仕事があります。ただ戸建、共同住宅は、人口減少の時代ですから、市場としては縮小していくと思われます。 また資格の話で言えば、建築の建築士にあたるのは、土木では技術士(建設部門)です。技術士になるには技術士補試験に合格して、実務経験を積んだのち技術士二次試験に合格する必要があります。さらにコンサルタントとして認めらるには、建築で構造一級建築士や設備一級建築士があるように、技術士(総合監理部門)に合格する必要があります。ただ技術士は国内の資格ですから、海外で技術者として認められるにはAPECエンジニアになる必要があるでしょう。 土木をメインで勉強したいなら、土木工学科の名前なら間違いないですが、土木の看板を降ろす学校が多く、今は名称だけでは判別できないところが多いです。確実に橋梁を勉強したければ、大学のホームページで研究室の研究内容をチェックするほか、土木学会の全国大会のプログラムから研究室を探すという方法もあります。 あとちょっとした裏技ですが、土木系の学科でも建築士の指定科目を履修出来るところがあり、そこで指定科目を履修すれば大学卒業後すぐに一級建築士の試験を受けるので、そのような学校を選ぶという手があります。 蛇足ですが、反対に建築学科を出ても指定科目を履修しなければ、一級建築士の試験は二級建築士になってからでないと受けられません。因みに学習要件なしに実務経験だけで一級建築士になるには、二級建築士の受験期間などを含めて最低11年かかります。 ご質問の建築士の実務ですが、職場体験ではなく、実際に仕事をする事です。勿論建築士としてではなく、建築士の指導のもと、実務をこなす、要はお手伝いです。その実務経験の中で、建築士としてのスキルを身につけるということです。ただ大学院での研究活動が実務経験として認められる場合もあります。 質問者さんの最後の質問についてですが、建築士の仕事は計画や設計という仕事は勿論、監理と言って、平たく言うと施主の代わりに工事全般をチェックする仕事や、建設業者の現場監督(建築士資格でなくても大丈夫ですが)として工事を仕切る仕事など様々です。
①就職します。そして数年で資格が取れるか、10年なのか、見習いとして働きます。 ②建築士は橋と道路は作れませんので、建設学科の範疇になります。土木科というパッとしない名称の場合もありますが、建築学科より頭が良い人が通います。 建設学科か、都市デザイン学科がイメージに近いかと思います。最高峰は官僚です。
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