営業利益率が高い理由

Question

営業利益率が高い理由来年の2021年4月から新社会人になります。
そこで内定先の企業について疑問点があるので質問させていただきます。

内定先は電機機器メーカーです。
製造業界の営業利益率平均が5%前後に対し、内定先は25%を超えています。
元々、利益率の高い企業を狙っていましたが、今になって高すぎる気がして不安です。

自身の浅い思考では、もしかして給与としてあまり社員に還元されていないのか？(就職四季報では平均年収800万円前後)
無駄な固定費を削減しているのか？(ファブレス企業であるため工場などの稼働・維持費削減)
資産を貯めているのか？(HPより自己資本比率90%、流動比率770%)
と考えています。
※キーエンスのような直売やオーダーメイドといったほぼ新製品の開発販売はしていないです。

詳しい方や何かご意見がある方、ご回答よろしくお願いします。

Answer 1

＞元々、利益率の高い企業を狙っていましたが、

おお、そうやって就活されているんですね。
すごいですね。

私は投資家＆リーマンです。

あなたの情報通りだとすると、自己資本比率が９０％って
すごく高いですね。普通は４０％以上あれば投資適合って
判断になるので。つまりそれだけ会社が独立していると言えます。
また、流動比率770%もすごく高いですね。普通は２００％あれば
優秀って言われているのに、それを遥かに超えています。

また、営業利益は総売上から販売費＋一般管理費を
引いたものです。営業利益率は総売上における営業利益。
それが２５％。そして販売費と一般管理費には
人件費が含まれています。
営業利益、営業利益率を上げるには、人件費を削減するのも
１つの手です。つまり、かなり給与を抑えているとも
言えますね。

＞資産を貯めているのか？

あなたのいう「資産」とは、おそらくBSの純資産部に
入っている「利益剰余金」のことを言っているのかもしれません。

あなたの文章のニュアンスだと、要は、「資産をためるなら、
給与を上げてもいいのに」と思っているかもしれないですが。

「利益剰余金」は、事業で得た利益
＝事業から調達したお金
＝資産に変わるお金

ですから、単に金庫に貯めているわけではないですよ。
企業ってそんなことはしません。

あなたの会社は上場していますか？
それに、「利益剰余金」から株主への配当を払う必要があります。

ちなみに、テレビや新聞では「内部留保」って言って、
「余ったお金」のようなことをいいますが、
アホですよね。

まず、会計用語には「内部留保」という言葉はない。
あなたも、自分の会社の財務書類を見ればすぐわかること。

逆に「内部留保」と言っている人は「会計」が全然わかっていない。
つまり、おそらくBSも読めないし、PLも読めないでしょう。
そもそも、BSとかPLって言ってもさっぱりわからないでしょう。

BS=Balance sheet（賃借対照表）
PL = profit and loss statement（損益計算書）

Answer 2

５％の会社なんて、売り上げが１％減ったらすぐに赤字になりかねないってことでしょ？

まあ日本の下請け中小企業はそうなのかもしれないけどね。

トヨタって、数兆円の内部保留を持ってるんですよね？

以前、２年間全く仕事が無くても社員に給料を支払い続けられると聞いたことがありますけどね。そんな事にはならないとは思うけどね。例えばって話で。

５％で数兆円稼ぐには？はたして何十年かかるのやら？

２５％なら数年で可能？

何かしらの特許か技術を持ってて、しかも販売数が少ないので大手は手を出せない製品を製造してたら、２５％なんて楽勝ですよ。

５％なんて会社が多いから、当然給料が安いので、デフレ地獄から抜け出せないんだと思うね。

そもそもトヨタが悪いな。あそこが下請けを活かさず殺さず経営を始めたからだよ。

カイゼン？改善じゃなく、経費を管理させて、下請けにギリギリの儲けしか発生させないシステムだよ。

中小零細が多い日本で、ああいう事をやられたら、そりゃあデフレ地獄になるよ。

日本の中小零細企業の給料が安くなってきてる理由の一つだと思うね。