そもそも、 何をどう勉強されたいのでしょう・・・・?? →いくつかの資格を例に説明すると、 ☆フードコーディネーター 例えば、 ・料理をお皿に、きれいに盛り付ける方法 ・テーブルクロスの選び方、テーブルクロスをテーブルにきれいにかける方法 ・キッチンを使いやすくするリフォーム法 ・レストラン内部のきれいなレイアウトやインテリア・飾り付けの方法 ・食べ物に関するイベントを実施するうえでの注意事項 ・・・といったことを学び、 →最終的には、 例えば、 飲食店をオープンしたいと考えている人から相談されたので、 「こんな風にすれば、 女性が1人でも気軽に入れる、オシャレでカワイイ雰囲気のお店になりますよ!!!」 と、アドバイス・助言をする。 ・・・といった資格です。 →なので、 例えば、 ・お料理が上手になる方法 ・栄養バランスばっちりの献立作成のやり方 ・・・といったことは、 ほとんどやらず、学べません。 ☆食生活アドバイザー 例えば、 ・食べ物や食材が、 畑や田んぼ・農場から、各家庭に届くまで、 どんな風に、届けられているのか? ・日本の、平安時代・室町時代・江戸時代・明治時代や、 アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・中国などの、 食事のマナーの移り変わり ・・・といったことを学びます。 →なので、 例えば、 ・お料理が上手になる方法 ・栄養バランスばっちりの献立作成のやり方 ・・・といったことは、 ほとんどやらず、学べません。 ☆食育実践プランナー、食育サポーター、 食育インストラクター、食育アドバイザー、 →例えば、 「学校がお休みで、給食がない土日祝日には、 どんなものを食べさせると良いか」 「子供の場合、 大人よりも胃が小さく、一気にドカッと食べることができませんので、 3食のほか、 おやつとして、おにぎりや焼きいもなどを食べさせて、 エネルギー補給をさせ、 活発に活動できるようサポートしてあげましょう」 ・・・といった、 おもに、「小学生や幼稚園児」など「子供たちの理想的な食事」について学ぶ資格なので、 →例えば、 ・メタボの予防 ・糖尿病や腎臓病になった場合の食事の工夫のしかた ・・・といった、 「大人の理想的な食事」については、 特に何も学びません・・・。 ☆アスリートフードマイスター 例えば、 「1日に8~12時間程度の非常に活発な運動をする人が、 1日に6~7食を食べ、1日に必要となる3000~3500キロカロリーを効率よく摂取するにはどうすれば良いか?」 ・・・といった、 「スポーツや、道路工事などの肉体労働をする人の食事」について学ぶ資格です。 ☆ジュニア野菜ソムリエ(初級)、野菜スペシャリスト ・野菜や果物に多く含まれている栄養は? ・野菜や果物をおいしく食べる方法 ・野菜や果物を、きれいにお皿に盛り付けて、おいしそうに見せる方法 ・・・といったことを学びます。 ※野菜ソムリエというのは、 もともとは、 「八百屋さんや市場で働いている人が、 もっと専門的な勉強ができるように」 ・・・という目的で作られた資格です。 →そのため、 どちらかといえば、専門的・応用的な学習内容が多く、 基礎的な知識があまりない一般の普通の人が取得することを考えた学習内容にはなっていません。 →また、 資格を取得した後も、 更新手数料などの支払いが必要となります。 →さらに、 「野菜ソムリエ(中級)」や「シニア野菜ソムリエ(上級)」といった、 上位資格を取得するには、 中級講座や上級講座の学習が必要となるため、 さらなる追加料金の支払いが必要となり、 かなりのお金がかかります。 ☆介護食士 例えば、 「うまく飲み込めない場合、 のどに詰まって、むせたりしないよう、 片栗粉などを使ってとろみをつけて、飲み込みやすくしましょう」 ・・・といった、 おもに、歯が悪いお年寄りでもおいしく食べられる調理の工夫について学ぶ資格です。 ☆食生活指導士 →「1日に、どんな食材を、どれくらいの量ずつ、 どんな風な組み合わせで食べれば、 栄養バランスのとれた理想的な食事になる」 ・・・といったことを、 難しい専門用語は、ほとんど使わず、 普段の普通の言葉で、基礎からしっかりじっくり解説してくれます。 →基礎コース(健康な人の食事について学ぶ:食生活指導士二級コース)の学習が終わったあと、 希望者は、追加料金を払えば、 応用コース(糖尿病治療食・腎臓病治療食など、病気の治療の食事について学ぶ:食生活指導士一級コース)を学習することも可能。 →希望者は、追加料金を払えば、 女子栄養大学駒込キャンパス (JR山手線・地下鉄南北線駒込駅から徒歩5分)で、実施される 調理講習会に参加して、 料理・調理について学ぶこともできます。 ☆管理栄養士資格は、 栄養士の学校を卒業して、栄養士資格を取得し、 栄養士として指定年数以上働いた後、 管理栄養士国家試験を受験し合格することで取得出来ます。 a)2年制短大・専門学校の栄養系の学科を卒業し、栄養士資格を取得後、 栄養士として3年以上働いた後、管理栄養士国家試験を受験し合格する b)3年制短大・専門学校の栄養系の学科を卒業し、栄養士資格を取得後、 栄養士として2年以上働いた後、管理栄養士国家試験を受験し合格する c)4年制大学の栄養士養成学科を卒業し、栄養士資格を取得後、 栄養士として1年以上働いた後、管理栄養士国家試験を受験し合格する d)4年制大学や4年制専門学校の管理栄養士養成学科を卒業し、実務経験免除で、 管理栄養士国家試験を受験し合格する https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%A0%84%E9%A4%8A%E5%A3%AB%E9%A4%8A%E6%88%90%E6%96%BD%E8%A8%AD ・・・という厳しい受験制限があり、 どれか1条件を満たしていないと、受験できません。 ※ユーキャンなどの「管理栄養士国家試験対策通信講座」や 東京アカデミーなどの「管理栄養士国家試験対策講座(通学)」は、 <<<管理栄養士国家試験の受験勉強をすることが目的の講座です>>> →そのため、これらの講座の勉強を終えただけで、管理栄養士の資格を取得することは、一切不可能。 管理栄養士国家試験の受験と合格が必須です。 ※ユーキャンなどの「管理栄養士国家試験対策通信講座」や 東京アカデミーなどの「管理栄養士国家試験対策講座(通学)」は、 <<<すでに管理栄養士国家試験の受験制限を満たしている人が対象の講座です>>> →ですから、管理栄養士国家試験の受験制限を満たしていない人が、 講座で勉強しようと、申し込んでも、 断られますので、 講座で勉強すること自体、できません・・・。 ※管理栄養士資格は、栄養士資格の上級資格です。 →そのため、栄養士資格をお持ちでない方が、管理栄養士国家試験を受験しようとしても、 願書を提出した時点で、はじかれますので、 管理栄養士国家試験を受験すること自体出来ません。 ☆栄養士資格は、 大学・短大・専門学校の栄養系の学科に入学し、 厚生労働省が指定した「栄養士養成科目」を全て勉強して卒業すると取得出来ます。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%84%E9%A4%8A%E5%A3%AB%E9%A4%8A%E6%88%90%E6%96%BD%E8%A8%AD ※厚生労働省は 「栄養士や管理栄養士の養成学校は、通学の昼間部に限る。 夜間や通信は一切認めない」 ・・・としています。 →そのため、 ・日本女子大学家政学部食物学科通信教育課程 ・女子栄養大学栄養学部保健栄養学科夜間部通学コース ・・・で、 栄養と教育の両方について学べば、 中学と高校の家庭科の先生の免許を取得することが出来ますが、 栄養士資格や管理栄養士国家試験受験資格を取得することは、 一切不可能。 ☆そのため、 「昼間の通学の大学・短大・専門学校の栄養系学部・学科・専攻に入学して卒業する」 ・・・というのが、 栄養士や管理栄養士の資格を取得できる、 唯一の方法です。 ☆編入を募集している、 4年制大学・4年制専門学校の栄養系の学部・学科・専攻では、 「ア)短大や専門学校の栄養系の学科・専攻を卒業し、栄養士資格を取得した者 イ)短大や専門学校の栄養系の学科・専攻を卒業する予定の2年生で、 卒業時に、栄養士資格を取得する予定の者 以上のどちらかの条件を満たす者のみ、編入試験の受験を許可する」 ・・・といった「編入試験の受験制限」をしている場合が、 ほとんどです。 →栄養系の学科・専攻ではない別の学部・学科・専攻からの編入も受け入れているのは、 例えば、 ・青森県立保健大学健康科学部栄養学科2年次編入 ・女子栄養大学栄養学部実践栄養学科3年次編入(埼玉・坂戸キャンパス) ・帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科2年次編入(東京・池袋キャンパス) ・・・など、 日本全国でも、ほんのごくわずか数校しか、ありません。 →ですから、基本的には、 「1年生としての入学となり、卒業まで4年かかる」 ・・・と、お考え下さい。
< 質問に関する求人 >
フードコーディネーター(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る