コロナで検査技師が足らないのは PCR検査が熟練度を要するからです。 何故か? 機械で測定しますが、いくつかの工程があり、その工程も熟練度と手間、時間がかかるから、誰でも簡単にできる検査ではないからですよ。 ほとんどの検体検査は、ピペットで分注して 試験管で混和して測定していた時代から 機械化になりました。 この機械化も誰でも簡単にできるように自動化されたのです。 PCR検査は自動化に至っていないからです。 検体検査は自動化され、さらにシステム化、オンライン化されたことで、 誰でも簡単に検査ができる時代です。 検査技師の仕事は、機械のメンテナンス、機械が壊れていた場合や試薬が劣化して異常がないかのチェック、いわゆる、精度管理が主な仕事と思っても良いぐらい自動化が進んでいます。 まだ、検査によっては人の手を介さないとできない検査も残ってはいますが、医療技術の進歩は凄まじい勢いですよ。 細菌検査なども培地を塗っていた時代から ノーベル賞になった原理の質量分析装置で細菌が同定できてしまう時代です。 こんなことができる、こんなところまでできる、思いも寄らない原理から今までとは全く違う方法で誰でも検査ができてしまう、 これが医療技術であり、医療の進歩というものですよ。 検査機械は、ヒューマンエラーを防止するとうのは当たり前で、人を介さない、誰でもできる、ボタン一つ押せば結果がでる、 機械のメンテナンスも機械が実施する、 すべてオートメーション化、 これらを目指しているのですから、人員削減、検査技師はいらないとなるのは 自然なことですよ。 それがいつくるのか、明日、ある検査で機械が発表されるかもしれませんし、10年先になるかもしれないということです。 PCRも手間、熟練度が必要と記載しましたが、 富士フイルムだったと思いますが、短時間でより簡単にできる機械を作りましたよね。 それを検査は目指しているのですから、飽和状態どころか、この先は?です。 そうなった時には一時的に職を失うことになりますが、また新しい職が生まれてくるわけです。 技術革新は今に始まったことではなく 明治からいろんな職がなくなり、また新しい職が生まれる、それを繰り返して今に至っているわけですね。 検査技師はまさにその職の一つであるのは間違いないです。
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