警察庁>管区警察局>各都道府県警察本部>警察署>交番です。 このうち、警察本部は各都道府県に必ず一つ存在していて、この警察本部のことを県警、道警、府警と呼びます。 ただし、東京都の警察本部のみ警視庁と呼んでいます。 この東京都の警察本部も一つのみです。 ようするに、警察本部の下に各警察署が存在しています。 次に、各警察署の刑事課の任務は、犯罪捜査全般です。 盗犯、強行犯(殺人・恐喝・強盗・誘拐)、知能犯、暴力犯、銃器・薬物犯、国際犯を担当します。 そして、刑事は犯罪捜査、被疑者の取調べと調書作成、送検手続きの書類作成や証拠品取りまとめなどに従事します。 刑事になるには、技能面での武道・拳銃射撃に加え、高度な尾行・張り込み・自動車運転の技術(自動車操法と言います)、聞き込みや取調べでのコミュニケーション能力の高さが要求されています。 そして、知識面では法律に加えて政治経済、社会文化への幅広い教養が備っていることが必要です。 拳銃射撃に関しては、一般警察官の射撃成績の水準を上回っていることが求められます。 ちなみに、国際犯係には高い語学水準が求められます。 特に英語、北京語、広東語、ポルトガル語などが重要です。この国際犯係は専門捜査官です。 こうした警察署の刑事課の上位に各警察本部の刑事部があります。 もちろん、刑事よりも捜査能力や知識、技能も高い人が多く専門性もあります。 まず、警察本部刑事部には刑事総務課があります。 刑事企画第1、第2係などのほかに、 刑事部特別捜査係(刑事部長の特命事件捜査をします)、刑事指導係、法令指導第1、第2係、刑事教養第1から第3係などがあります。 こうした係官は、刑事警察官の指導や実務教養について講習を開いたりしています。 次に、捜査第一課があります。 一課内には、、第一強行犯捜査を担う強行犯捜査第1係からはじまり強行犯捜査第2係、科学捜査係。 第二強行犯捜査を担う第1から3係、第三強行犯捜査の4・5係、第四~第五強行犯捜査の第8・9係。 そして、第六強行犯捜査の強盗犯捜査第1係と続きますら、 この第六では、強盗犯捜査第2から第6係があり、強盗事件の捜査、暴行・傷害事件の連続犯事件の捜査をしています。 次に、性犯罪捜査第1係では性犯罪捜査、性犯罪に係る犯罪情報収集及び分析、性犯罪捜査第2係では、強制性交等及び強制わいせつ事件の捜査をしています。 火災犯捜査第1・2係では、放火・失火事件捜査。 そして、特殊犯捜査第1係では誘拐、人質立てこもり、航空機強取事件を担っています。 この特殊犯は捜査第2係~4と続いていきます。 電話及び文書による恐喝、脅迫事件を担う係、航空機、列車等での事故、爆破事件、爆発事故、労働災害による業務上過失致死傷事件の捜査を担う係、特殊犯に係る重要特異事件を担う係。 また、特命捜査対策室には特命捜査第1から4係があります。 次に、知能犯を担う捜査第二課、窃盗・集団窃盗などを担う捜査三課、捜査四課と続きます。 この二課、三課、四課も、一課同様に様々な係が数多く入っています。 警察本部刑事部捜査課の捜査官は、警察署刑事課刑事より上級の捜査官です。 刑事では、対応困難な難易度の高い事件捜査や広域圏にわたる捜査やより専門性の求められる事件捜査を担当します。 機動捜査隊や科捜研も刑事部所属です。 ただし、名称の似た公機捜は公安部の機動捜査隊で刑事部とは一切情報共有をしていない所属も役割も違う捜査隊です。 ちなみに、機動隊は管区警察局所属の機動隊(特殊部隊含む)と県警機動隊に分かれます。 管区警察機動隊は県警機動隊よりも武術面や体力面、運動能力や射撃などで優れている人が多いです。 そして、公開されている特殊部隊SAT隊員は管区機動隊の中からの選抜組です。
民間の会社に置き換えると分かりやすいと思います。 県警本部 = 本社 警察署 = 支店 刑事課 = 刑法犯のお客さん(被疑者) 本社で営業部で扱うお客さんは、大口の顧客だったり、支店営業課の指導・調整を 行います。 従って、県警本部刑事課は、重大事件や警察署刑事課の指導・調整を行います。
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