手話技能検定と全国手話検定試験は、残念ながら、正式な資格では、ありません。 たとえ、1級に合格したとしても、公的機関での通訳や個人的な派遣通訳等の依頼は、ありません。 通訳ができる資格としては、「手話通訳者全国統一試験合格者」か「手話通訳士試験合格者」のどちらかです。 手話技能検定と全国手話検定を、本やDVDで、独学で、勉強しても、 地元のろう者には、通じないと思います。 本で覚えた時に、間違って覚えた場合は、だれも、あなたの間違いを指摘してくれません。 手話初心者の方は、手の動かし方や微妙な顔の表情を間違って、覚えてしまうことが、多いです。 手話は、手の形や動きだけでなく、顔の表情や目線、眉上げ、目の開き、目の細め、眉寄せ、首振り、うなずき、位置、場所、口型(パ、ピ、プ、ぺ、ポなど)、CL表現、NМS表現などの表現が、とっても大切です。 手話技能検定と全国手話検定の本では、これらの詳しい説明がありません。 手話技能検定と全国手話検定の本を見て勉強しても、地元のろう者の手話を、読み取ることは、ほとんど出来ないと思います。 なぜなら、手話は、方言があります。ろう者によって、癖があります。 手話を身につけるには、実践が一番。 手話サークルに参加して、地元のろう者とお喋りすることが、ベストの勉強方法です。 その他の勉強方法としては、 NHKのEテレのみんなの手話(日曜日、7時半~7時55分)を見ることをお薦めします。 4月5日から、第一回目が始まりました。 ただ見ているだけでは、上達しません。 ろう者の方の手話を、そのままそっくり真似をして、手を動かしてくださいね。 新しいテキストは、書店で販売されています。 4月~6月分のテキストで、398円です。 このテキストは、手の動きだけでなく、顔の表情や目線、眉上げ、目の開き、首振り、位置、場所、口型、CL表現、NМS表現などが、しっかり掲載されています。 とにかく、たくさんのろう者の方の手話を見て、お喋りすることが、ベストの勉強方法です。頑張ってくださいね。
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