解決済み
航空自衛隊の戦闘機パイロットになるのは難しいですか? アメリカでも選ばれた一部のエリートしかなれないと言いますが 戦闘機パイロットになるには最低でもどのような資質が求められますか。
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いろいろ聞く話だと、まず強い遠心力、Gに耐える体力が優先されるといいます。 首や胴が太くて短い人が向いていると言われます。首や胴が細くて長い人は遠心力に弱いからです。 頭が良くて、操縦の腕が良くても、遠心力に弱いため、戦闘機パイロットになれない人も多いといいます。輸送機や、早期警戒機のパイロットなどは、強い遠心力に耐える必要はありません。ほとんど水平飛行や緩い旋回、緩い降下しかしないためです。 自動車のドライバーでいえば、長距離走行や、耐久レースよりも、ドリフト走行やオフロード走行の上手いドライバーです。方向感覚や、平衡感覚が重視されるといいます。三半規管の強い人です。 スケート選手でいえば、スピードスケートよりも、フィギュアスケートです。グルグル回っても目を回さない人です。 つまり三半規管が弱いと、ドッグファイト中に目を回して、上下の区別がつかなくなって、失速、墜落することが多くなります。 ベトナム戦争では、約80機ほどのF-4ファントムⅡ戦闘機が、ドッグファイト中に、被弾する前に勝手に失速して墜落したと言われます。 あとは当然、闘争心の強い野蛮な、闘犬や猛獣のような人です。多少バカで操縦が下手でも、闘争心の強い人の方が戦闘機パイロットに向いていると言われます。 頭が良くて、操縦の腕が良くても、闘争心の弱い人はドッグファイトの途中で気持ちがくじけることが多いと言われます。 一般的な目には、バカで、鈍感で、凶暴で、短絡的な人の方がむしろ戦闘機パイロットには向いていると言われます。 ぶっ殺してやる!!というようなことを平気で口にするくらいの人の方が向いているのかもしれません。毒舌で口の汚い人も多いと言われます。 岩本徹三や、坂井三郎や、赤松貞行などは、バカな上官を罵倒したりとか、脅迫したりとか普通にしていたといいますが、そういうくらい人でないと、ドッグファイトで敵機を撃墜するのは難しいのかもしれません。 しかしまた適性の基準は、戦時有事になると変わるとも言います。 戦争中は、戦闘機パイロットが次々戦死して、爆撃機や偵察機のパイロットなども、次々と戦闘機に回されたのです。 ベトナム戦争直前のアメリカ軍では、そもそもドッグファイトの訓練をほとんどしてなかったのです。トップガンやアグレッサー部隊ができたのはベトナム戦争が終わる直前かその後です。 そもそもF-4C/Jには、機関砲がなく、照準器もなく、ミサイルも対爆撃機用だったのです。 F-35なども、性能的にドッグファイトには向かないと言われます。そうなるも向き不向きの基準も変わって当然です。 視程外での遠距離空対空ミサイルの撃ち合いに終始するのであれば、戦闘機パイロットでも強いGに耐える体力は必要ない。 第二次世界大戦中でも、夜間戦闘機は爆撃機や偵察機を改造したのが多かったのです。夜間戦闘機パイロットは、むしろ爆撃機パイロットに近かったのです。 今は航空自衛隊でも女性の戦闘機パイロットがいます。基準が変わったためです。 しかしソ連ではすでに第二次世帯大戦中に女性のエースパイロットがいました。適性の基準が異なったのです。 第二次世界大戦中の日本陸軍でも、空中戦のスタイルが、1機同士のドッグファイトから、2機1組で一撃離脱をするロッテ戦法に変わりました。 ベトナム戦争以前のアメリカの戦闘機パイロットの任務は空中戦よりもむしろ核攻撃でした。空対空核ミサイルのようなのが実戦配備されていたのです。 しかしそれはベトナム戦争では使えず、空中戦は結局ドッグファイトになったのです。 イスラエル空軍では志願制ではなく、徴兵された兵士が戦闘機パイロットでしたが、これはひたすらに人口が少なく、一部のエリートだけではまったく人数が足りないからです。 自衛隊でも、少子高齢化で隊員の確保が難しくなってきているといいます。女性を戦闘機パイロットとして採用するのは、人手不足のためもあるのです。 はっきり言って、団塊世代、団塊ジュニア世代よりも基準は緩くなるでしょう。すでになっているとも言われます。 民間の航空会社でもパイロットの確保が難しくなっていると言われます。今は格安航空会社全盛の時代であり、パイロットをエリート扱いしてはいられません。 つまり今は民間でもパイロットの給料が安くなっているのです。それでモラルも低下していると言われます。
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・身体に欠陥がないこと 今時の若い人って、意外と五体満足な人って少ないです。 色覚異常や心電図で引っかかる人も多いらしい ・空間識認識に優れていること グルグル回ったらどっちがどっちか分からなくなる人は結構います ・適度に集中力があること 一点集中の人や、こだわりが強い人は無理 同時に複数の物事に適度に集中できること 高度計、速度計を見ながら、機体の姿勢や敵機との位置関係を判断しながら、残っている燃料や基地との距離を考えておくなど ・体力的に優れていること ・ストレスに強いこと ちょっとした事で悩んだり、くよくよする人はストレスに耐えられないし、フライトに集中出来ないから事故を起こしてしまったりする ・それなりの学力や理解力があること 航空力学、機体の仕組みや武器の性能、新しい戦術など勉強することは多い などですかね
航空適正。 これがないと幾ら優秀でもPにはなれません。
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