最初の御回答者さまが書かれていらっしゃるとおりで、「司書教諭」というのは、教員免許をもって教職についてはじめて実効があり得ます。 …と、どこの馬の骨ともしれぬ私が書いても責任性が薄いので、裏付けとして、是非、本家(?)文科省のサイトでの説明をご確認ください。 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/sisyo/1327733.htm 最初の項目に、司書教諭とは、学校司書との違い、について書いてあります。そこにあるURLから… https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/sisyo/1360933.htm これまたよく混同される「司書」もふくめ、わかりやすい比較表が確認できます。 なお、「司書教諭」も「司書」も、一般的に”役に立つ資格”ではありません。が、そうした職につきたいのであれば、資格単位を修得していないと応募もできないか、あるいは資格不要ならではの単純作業かつそれなりの待遇の求人に応募することになるケースが多いです。制度上は、「学校司書」になるために法的に資格が必要とされてはいませんが、雇用主体(学校や自治体や企業)が適宜、要求する資格を設定することになっています。 ただし。 何の役に立つのか、って根本的な問題はあります。 「役立つ資格か」という御質問は知恵袋に山ほどあり、おそらく殆どが就職に有利かという意味でのご質問かと思われますので「一般的には役に立ちません」と答えます。が、それと別の切り口で、「大学に進学して、そこそこまじめに勉強するつもりで、時間とお金をさくことが不可能じゃあないのなら、結果的に途中で断念することになってもいいからとろあえず受講はしてみろ」と思っています。何等かの専攻をもって勉強しようという大学生にとって、そこで学ぶ内容自体は”役に立つ”と思うからです。まぁこれはあくまでも私見で、責任は持てません。
なるほど:3
※学校図書館司書教諭というのは、 小中高で、 児童や生徒に、「1人の教師」として、 ・図書館の上手な利用法を指導する ・総合的な学習の時間の、調べ学習で必要な、参考になりそうな本の上手な探し方を指導する ・・・という職業・仕事です。 →ですから、 文部科学省は、 「学校図書館司書教諭講習修了証書の取得を希望する場合は、 小中高のどれかの教員免許も、必ず取得すること」 ・・・としています。 →なので、 教員免許を持っていないと、 司書教諭の資格証がもらえないため、 「教員免許は何1つ持ってないけど、 司書教諭の資格だけは持ってるよ!」 ・・・というのは、 100%ありえません。 ※ですから、 ・小学校の司書教諭になりたい! :小学校免許と学校図書館司書教諭講習修了証書の2つが必要。 ・中学の司書教諭になりたい! :中学免許と学校図書館司書教諭講習修了証書の2つが必要。 ・高校の司書教諭になりたい! :高校免許と学校図書館司書教諭講習修了証書の2つが必要。 ・・・となっています。 ☆そのため、 司書教諭として働くには、 今のところは、 教員免許を取得できる大学・短大に進学して、教員免許をとり、 小中高のどれかの教員採用試験に合格するか、あるいは、講師として採用され、 小中高のどれかの教員として、クラス担任や授業・部活の顧問を受け持ち、 そのうえで、放課後や空き時間を使って、司書教諭の仕事もする。 ・・・といった感じが多いです。 →ですから、 司書教諭の先生は、 普段は、職員室にいて、 ・明日の授業の準備 ・授業で使うプリント作り ・他の先生と、授業の進み具合について打ち合わせる ・中間や期末のテスト問題作り(中高の場合) ・中学3年や高校3年の担任をしているなら、相談に来た生徒の進路相談をする (中高の場合) ・・・といったことをしています。 ※ですから、 「司書教諭」というのは、 ×「一日中、学校の図書室にいて、 本のことだけしかやらない、本の先生」× ・・・では、ありません。 →そのため、 学校図書館司書教諭講習修了証書を持っている先生は、 持っていない先生よりも、する仕事が増えて、忙しく、大変になるだけなので、 教師になるために、 教員免許のほか、わざわざ、学校図書館司書教諭講習修了証書も取得するメリットは、 ありません。 ☆「司書教諭」というのは、 教頭や校長から、 「××先生には、 2年3組のクラス担任と、 2年1組と3組・あと、3年4組の、3クラスの理科の授業、 化学部の顧問をやっていただきたいと思います。 そのほか、修了証書をお持ちの先生が定年退職され、誰もいなくなったので、 ××先生に、司書教諭のお仕事もしていただこうと考えています」 ・・・と、指示された場合のみ、 学校図書館の仕事もできます。 →例えば、 教頭や校長から、 「○○先生には、 1年1組のクラス担任と、 1年1組と2組・あと、3年2組の、3クラスの国語の授業、 書道部の顧問をやっていただきたいと思います。 修了証書をお持ちの先生が、すでに3人いて、司書教諭のお仕事もしてくださっていますので、 ○○先生は、司書教諭のお仕事はしていただかなくて結構です」 ・・・と、指示された場合、 学校図書館の仕事は、一切何1つできません。 →もし、そうなっても、 大丈夫ですか・・・・??? ※このほか、 「学校司書」という職業・仕事もあります。 ・本の貸出や返却の手続きをする。 ・返却された本を、本棚のもとあった場所に戻す。 ・どんな本を新しく購入するか選ぶ。 ・・・といったお仕事をします。 ☆「学校司書」になるには、 大学・短大で取得できる、 図書館司書の資格が必要となる場合が多いです。 →都道府県や市町村によっては、 (例) 「非常勤の臨時パート職員なら、資格なしでも可」 としている場合もありますが・・・。 →ですが、「学校司書」は、 1人で教壇に立って授業を受け持ち、児童や生徒に教えることはしませんし、 担任や部活を受け持ったりもしませんので、 基本的には、 教員免許や学校図書館司書教諭の資格は、 どちらも、いりません。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る