ハンドメイドアクセでお仕事をされている方に御聞きします(できれば女性で独立して行っている方)。 私の母は、３０年ハ…

Question

ハンドメイドアクセでお仕事をされている方に御聞きします(できれば女性で独立して行っている方)。

私の母は、３０年ハンドメイドの鞄を作ってイベントや百貨店で販売してきました。
あまり売る機会も年に限られ、お小遣いを自由に使える程度の売り上げで、紹介所を通すので何%かとられるし、普通のお仕事の収入とはまったくちがうものです。
父は普通に仕事をまだしているので、雇用範囲内にも余裕でなっていたからか？？稼ぎが少なすぎるのか？誰もなにも言われないので、確定申告？などは提出していませんでした。
本当はしていたほうがよかったのでしょうか？

また、これから私がそれを継ぐとしたらやったほうがいいでしょうか。たぶん雇用範囲内ではないくらいには稼がないとなと思っているので…個人事業主としてやっていくことになるはずです。
しなければならないことや、そこまで稼がなくていいならばしなくても大丈夫なことがあれば教えてくださいませ。

Answer 1

ご自身に給与所得があるかないかによって違います。

給与所得が1か所のみで年末調整をしている場合、所得金額（＝収入金額から必要経費を引いた利益）が20万円以下ならば確定申告は不要とのこと。

給与所得がない場合、所得金額が基礎控除の範囲内（38万円以内）ならば、どのみち税金がかからないので、申告しなくても税務上の問題はないそうです。

税務署に開業届を提出すると、所得の多寡にかかわらず、確定申告する必要が出て来ます。お母様が開業届をしていたかどうかはご自身には関係ありません。これまで確定申告をしておられなかったのであれば、提出はしておられなかったのでしょう。

個人事業主として確定申告をする場合は、事業所得以外のご自身の所得全てについても申告する必要が出て来ます。

1年間の所得金額がいくらになるかは、記録していないと分からないので、出納帳をつけて、領収書は取っておかれたほうがいいです。必要経費には、材料代だけでなく、水道光熱費、家賃、通信費などの一部と事務用品、参考資料なども計上できます。

Answer 2

所得税は、支払い義務があります。

Answer 3

確定申告の提出義務の条件に入っているのに申告していない場合は脱税になります。

いちいち調べられることはないので誰かから何か言われることはありませんが、取引先の記録や密告などから税務署にバレた場合は過去数年分の税金＋遅延金の納税が課せられたり悪質な場合は裁判沙汰になります。

事例として、大阪のあるたこ焼き屋さんが40年に渡って確定申告をせずに脱税していたことが40年経ってばれて、所得税法違反で大きくニュースに取り上げられています。

確定申告の条件に入ってなければ申告の必要はありません。

個人事業主として開業届を出した場合は所得の金額に関わらず確定申告が必要です。

・お母さまがお父さまの扶養に入っているのか
・開業届を出していたのか
・今後も開業届を出した状態（個人事業主）にするのか
・扶養から外れるのかどうか
・売上と利益はいくらなのか

によって違ってくるので具体的な情報を書かれると良いと思います。
（それでもここでは的確な答えを出すのは難しいですが参考にはなると思います）