救急隊と救急救命士はなにが違うの？

Question

救急隊と救急救命士はなにが違うの？

Answer 1

消防士は地方公務員です。
消防署の中には
→指揮隊
→消防隊
→救助隊
→救急隊
主にこの4つの隊があります。

本題の救急隊の説明へはいります。
まず、救急隊員になるには。
→消防吏員の拝命を受け入職後、初任科教育というところへ行かなくてはなりません。これは消防士に相応しくなるための、訓練学校です。卒業後、各所属へ戻ります。

→救急隊員になるには、救急課程を学ばなくてはなりません。救急課程を訓練校で修業し、救急課程の資格を手に入れると、救急隊員になれます。
その後、救急隊員を数年経験し、学力テストや救急業務の優秀者、もしくはその所属で決められた方針に基づき、選ばれた人が、救急救命士の国家試験を受験するための訓練校へと行きます。

そこで、半年間の勉学と実習を得て国家試験を受験→合格。救急救命士となります。
救急救命士は、特定行為といって、静脈路確保(点滴処置)や気管挿管(気道確保デバイス、チューブ)、アドレナリン製剤、ブドウ糖などの薬剤の一部使用が、認められています。ただ、自己判断ではなく、医師の助言、指示のもと任務を遂行していきます。

救急課程の資格では救急車に乗ることはできても、上記の特定行為ができません。

Answer 2

救急隊員は、消防士の中で救急隊に属する人。
救急救命士はその中でも救急救命士の国家資格を持っている人。

Answer 3

救急救命士は国家資格者です。
救急救命士は救急隊員と違い特定行為と呼ばれる医療行為が出来ます。
特定行為とは、専用の器具を使った気道確保などですね。
詳しく知りたければググってください。

Answer 4

救急救命士が何人か集まったのが救急隊です。
個人が救命士で何人か集まった物が救急隊です。