当方は臨床心理士と公認心理師の両方を持っています。 さて、まず訂正から。 公認心理士ではなく、公認心理"師"です。名称独占の資格ですので正確な方が良いでしょう。 さて、違いは以下のような点です。 ・臨床心理士は民間資格、公認心理師は国家資格 ・臨床心理士は大学院だけ指定の大学院であれば学部は問われない。公認心理師は学部も含めて指定の大学院でなればいけない。 ・臨床心理士試験は一次のマークシート(四肢択一)および論述、二次の面接。公認心理師試験は、マークシート(四肢択一、五肢択二)のみ。 ・試験の内容的には公認心理師な方がやや広く、精神医学のウェイトがやや重く、法律に関する問題も結構ある。 ・臨床心理士は5年に一回更新が必要。公認心理師は更新なし。 ・臨床心理士は歴史が長いが、公認心理師まだできてまもない。 ざっとこんな感じです。 また公認心理師は病院での心理士が行うカウンセリングや心理検査に保健点数をつけるために作られている側面が大きいので、長期的には保険点数がつく公認心理師とつかない臨床心理士という風になっていきそうです。 それを踏まえると、病院に就職する場合は、公認心理師がほぼ必須になってくると思います。行政機関に就職する時も公認心理師必須になるかもしれません。 そして、同時取得は可能です。厳密には、同じ年に両方とも受験して、同じ年に合否が分かります。 臨床心理士の指定大学のほとんどは公認心理師のカリキュラムにも対応しているので、大学院を卒業した時点で、両方の受験資格があることになります。
大学で心理学を専攻していました! 私は公認心理師の法律ができる2年前に入学しているので心理系の資格は認定心理士しか持っていません。 『公認心理師』と『臨床心理士』の違いは国家資格か民間の資格かどうかです。国家資格は看護師や医師などと同じく、国が認めた資格です。 公認心理師になる場合は公認心理師のプログラムがある四年制大学に行きます。4年間で必要な授業を受けて実習に行き、国家試験を受けます。公認心理師ができたのは最近で、それまでは臨床心理士が心理職の定番でした。しかし、臨床心理士は公認心理師と違って国家資格ではありませんでした。 臨床心理士は大学卒業後に指定の大学院に行かなければならないのですが、実は大学時代の学部はどこでも良いんです。私が知っている方だと、文学部国文学科や英文学科、看護学部出身の人がいます。しかし、大学院の試験に心理系科目が出てくるので学部も心理だった方が有利です! 私が持っている認定心理士は公認心理師と名前は似ていますが、全然別物で大学の心理系の学部に通っていれば実習や試験なしにほぼ確実に取得できるので、持っていてもあまり役に立ちません。 今は国家資格である公認心理師が臨床心理士より上位の資格になると大学で習いました。つまり、公認心理師の方が有利です。公認心理師は心理系の学部でなければ取得できません。 なので、大学の心理系学部で公認心理師を取得して、もっと勉強したいと思ったら院に進学して臨床心理士も取得するのが良いと思います。
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