MOSの「Expert」と「Specialist」のどちらを受けようか迷っています。

Question

MOSの「Expert」と「Specialist」のどちらを受けようか迷っています。現在大学一年なのですが、冬期に講座が開講されるので受講しようと思っています。
受講後は試験を受けるつもりです。

色々と調べたところ、「Expert」の方が難易度が高いようなのですが、
やはり初めは「Specialist」から勉強していくべきなのでしょうか？

当方、高校在学中に日検の「日本語ワープロ」、「表計算」、「データベース」のそれぞれ１級を取得しています。

初めは「Expert」を受講するつもりでしたが、MOSについて調べていると、
「まずはSpecialistから」と書かれていたのでよく分からなくて･･･

Answer 1

MOSはアプリケーションの使い方を確認する試験です
表計算やデータベースの基礎力はおありでしょうから、講座を受けてから判断してもいいのではありませんか？
また問題集も豊富ですから、本屋の立ち読みでさらっとレベルを確認することも可能だと思います

Answer 2

下の方同様、Officeインストラクタです。
質問者さんの場合は、エキスパートレベルからでいいと思います。

Microsoft Office Specialist（MOSというのは俗称です）が「まずはSpecialistから」と言われる理由は、スペシャリストレベルとエキスパートレベルの試験範囲に全く重なりがないからです。

他の多くの検定試験は、例えば「2級の試験範囲は3級の試験範囲に○○と△△を加える」という感じですよね？
ですから、2級に合格している人は、間違いなく3級にも合格できるはずです。

しかし、Microsoftの試験の場合、スペシャリストレベルで問われる機能はエキスパートレベルでは一切問われいないのです。
ですから、エキスパートレベルに合格していてもスペシャリストレベルで問われる機能を知らない人もいるということです。

また、知らないと絶対に実務で困る…というような機能の多くはスペシャリストレベルで、エキスパートレベルではスペシャリストレベルの試験範囲を理解したうえで、さらに知っていれば役に立つかも…？というような機能が問われます。
エキスパートレベルの中には、とてもマニアックで「本当にこんな機能を使っている人がいるんだろうか？」と疑問に思うようなものもあります。

具体的には、Excelの場合、SUM、AVERAGE、COUNT、COUNTA、MAX、MIN、IF、TODAY、DATEなどの関数や、コピー&ペースト、書式の変更方法、グラフ、オートフィルタなど基本的なことがスペシャリストレベル、VLOOKUP、DSUM、DAVERAGEなどの関数や、ピボットテーブル、フィルタオプション、集計、統合、シナリオ、ゴールシーク、マクロなどがエキスパートレベルです。

ですから、MicrosoftもOffice Specialist試験の公式サイトで「エキスパートレベルはスペシャリストレベルを習得した人が学習するレベル」だと説明しています。

質問者さんの場合は、他の検定試験で基礎ができていることは証明できるでしょうから、特にスペシャリストレベルを受験される必要はないと思われます。

Answer 3

今、パソコン資格の講師をしておりますので、お役に立てれば・・・

ダンゼンExpertです！
なぜならSpecialistは勉強すれば大抵の人が合格できるレベル（初心者～中級）だからです。質問者さまはもう既に１級を取得されているということなので、内容的には簡単に感じると思います。

また、MOS試験は2007年度でいうと254,900人の人が受験し、
そのほとんどがSpecialistを受験しているので、受験者（合格者）が多い＝価値があまりないと思います。（価値ゼロとはいいません）
確か2007年度でのデータですが、たくさんの受験生の2割程度しかExpertに進みません。
（間違っていたらスミマセン、詳しいデータが知りたい場合は別途調べて下さいね）
ということは、＝価値がある、ということだと思います。

ではなぜ「まずはSpecialistから」と書いてあるかというと、このMOS試験は出題文章（言い回し）が独特だからです。たとえ１級程度の知識を持っていても、「いきなり受験勉強ナシで受験すると落ちちゃう」と聞いたことがあるほど。なので、初めて受けるのであれば「まずはSpecialistから」が「安全」なのではないか。という意味だと思います。
ただ、「受験できない程」ではないので、ぜひExpertに挑戦してみてはいかがでしょう(^^)