第3種電気主任技術者と第1種電気工事士の両方の免許を持っていれば、「電気管理技術者」になることができますか。

Question

第3種電気主任技術者と第1種電気工事士の両方の免許を持っていれば、「電気管理技術者」になることができますか。

補足

第1種電気工事士免許は、工事の実務経験5年以上で取得できるわけなので、電気管理技術者の要件を満たすと思われたのですが、ダメなのですね。それならば、工事の実務経験5年以上というのは如何なるものなのでしょうか。そこら辺が不明瞭なのです。

Answer 1

電気管理技術者になるために第1種電気工事士は必要ありません。
電気管理技術者になるための要件は次の通りです。

・電気管理技術者の免状交付済み
・告示要件に該当している（第3種電気主任技術者は5年の実務従事経験）
・告示する機械器具を有している（継電器試験装置、絶縁耐力試験装置、高圧検電器など）
・保安管理業務を実施する事業場の種類及び規模に応じて別に告示する算定方法で算定した値が別に告示する値未満であること。
・保安管理業務の適確な遂行に支障を及ぼすおそれがないこと。
・53条第五項の規定による取消しにつき責めに任ずべき者であって、その取消しの日から二年を経過しないものでないこと。

Answer 2

広い意味での「電気管理の技術者」はなることはできるけど、事務所を構えて独立開業する「電気管理技術者」は、電気主任技術者としての実務経験が必要です。

Answer 3

http://www.eme-tokyo.or.jp/installation/consignment/requirement.php

実務経験が必要です。