裁判官は「議員の資格争訟の裁判」により罷免させられることがあるらしいですが、 「議員の資格争訟の裁判」は国会議員にのみ…

Question

裁判官は「議員の資格争訟の裁判」により罷免させられることがあるらしいですが、
「議員の資格争訟の裁判」は国会議員にのみ関係するお話であり、これが裁判官とどう関係するのか疑問です。裁判官かつ国会議員という二つを兼業している人が、「議員の資格争訟の裁判」により、国会から追放されたあげく裁判官の職も失うということでしょうか？

Answer 1

国会議員と裁判官は兼職できません。

国会の中に設置された弾劾裁判(裁判官の資格を無くすための裁判)を経ることでしか・・・裁判官の資格を無くすことはできない、という意味です。

国会議員が裁判官を『裁判官としては不適切』と判断したら、裁判官の資格を奪えます。それ以外で裁判官の資格を奪うことはできないのです。

だから裁判官になってしまえば、上記の裁判において資格を奪われない限り任期を終えるまでは裁判官で居続けることになります。