手話は、顔の表情、眉上げ、首振り、目線、口型(パ、ピ、プ、ぺ、ポなど)位置や場所、指差し、CL、NМS(または、NММ)など、文法で決まっています。これらを、全部、ちゃんと覚えるのは、大変です。 手話奉仕員養成講習会の入門のさらに上の、県の手話通訳養成講座(ステップアップ講座)や、手話通訳問題研究会の講義を受ける必要があります。 文法に関する本は、 「日本手話と日本語対応手話」(木村晴美先生、国立リハビリテーション学院、手話通訳講師) 「手話の知恵」(大原省三先生) 「驚きの手話パポ翻訳」(米内山明広、坂田佳代子、矢野一規)などがあります。 あるいは、「日本手話を楽しもう関西カレッジ」から、口型や文法のDVDが発売されています。 動画では、NHKの手話ニュース845やyoutubeの手話動画を繰り返し見て、真似をすることが、大切です。お薦めの手話動画は、「ぷ~&み~の日本手話と日本語対応手話」と「みみさぽ宮城の手話動画」と「かがやく手話ニュース動画」などです。健康、福祉、災害など、日ごろ起きていることを、手話と字幕でみることができます。最初は、早すぎて読み取れませんが、繰り返し見て下さい。目が慣れてきます。 そして、地元のろう者と友達になって、定期的に、手話べりすることが、大切です。できれば、週に1~2回は、ろう者と会って、手話べりしてください。頑張って下さいね。
県の手話通訳養成講座 これは、奉仕員講座に比べ、2段階ぐらいレベルが違います。 このコースを受講すると、ほぼ、再受講は認められないので、結局、付いていけないままで終わってしまう恐れがあり、もう一度受けたくてもできないということになりかねません。 少し、経験を積み実力を付けてから受講すると良いです。 NHKの手話ニュース845 手話通訳士で、色々な講演などされている方でさえ、手話ニュース845の手話は、果たしてろう者が理解できているのか疑問といっているぐらいです。 ろう者による手話には違いないですが、実用的な手話ではなく、そんな時間があったら、別のことをすべきです。
私はサークルっ子なんです。今の養成講座の制度前にサークルで手話の勉強を始めました。効率で考えると、決して良いとは言えません。私は、それなりに手話で話せるようになるのに時間かかりました。 ただ、サークルでは聾者の知り合いを増やせます。聾者の、というか、聾者同士の会話を見ることが、とても勉強になります。手話の使い方はもちろん、聾者の考え方、見え方も学べます。手話の世界について、じっくり体に染み込ませていくのにサークルは適所と思います。聾者の生き方を学ぶことで、聾者に通じる手話を紡ぐことができます(単語の羅列ではなく、訳し方がわかる)。 サークル通いや行事参加、飲み会なんかにも行くことと併せて、文法について書かれている本を読んだり、DVDを見たりして補完すると上達が早いと思います。書籍類は、あくまでも補完です。書籍の解説と実際の聾者の手話を見比べて、自分なりに研究するといいですよ。 サークルなどで聾者とふれ合おうとする人は、聾者に好かれます。役員とか面倒なことを担当する日がくるかもしれませんが、聾者の信用を得るチャンスでもありますよ。 手話をある程度習得したら聾者と話そう。と考える人が多いのですが(かつての私も)、その考えを持っているうちは決して話せるようにはなりません。経験のある会員などに手伝ってもらいながらでも、今から、あいさつだけでも聾者と話してください。 きっと喜んでくれますよ。
なるほど:2
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