職業訓練などの教育機関が実施している訓練コースでTIG溶接に特化しているものは聞いたことがありません。 TIGの技能実習は溶接機メーカーが溶接機を購入したユーザーを対象に講習会を実施していると思いますが「自社のTIG溶接機を購入したお客様限定」ですから駄目ですね。 後は溶接協会が開催するJIS検定(技能者評価試験)の事前講習がありますが、JIS検定とセットですから、これも駄目ですね。 地域の大手販売店が小規模の講習会を開催することがありますが、TIG溶接の「イロハのイ」ぐらいまででアークを出すまでとか電極の研磨の仕方など、本当に「イロハのイ」までです、1ヶ月の経験があるとのことですから無駄ですね。 なお資格と書かれているのはJISの技能評価試験のことと思いますが「免許に該当する仕事をしている」という会社の証明が必要なぐらいですから、継続してTIGの仕事をしていないと更新試験に合格することはは難しいでしょう。 駄目・駄目・駄目を連発した回答ですが、時間をかけての習熟が必要な溶接ですし、材料や消耗品で経費がかかる溶接実習になりますので、費用がかかりすぎてニーズが無いのでしょう本当に聞いたことがありません。 裏技としては前出の「販売店の展示会」に行って溶接機の展示コーナーでメーカーのサービスマンの指導を受ける手があります。 ウェルディングショーなどの大規模展示会では無理ですが、お取引先のガスや溶接材料の販売店さんが展示会を開催すれば、この手が使えるでしょう。
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