実務をしながら、受験準備はできないことはないと思います。ただ、仕事が終わった後、試験勉強をする時間をとることができれば、無理はないと思います。体は疲れているし、できますかねえ。実務をしていると、試験に出てくることの参考となることもあるでしょう。合格すれば、実務に精通しているので、すぐに開業できますからね。その人の心持というか、意気込みがポイントとなるでしょう。私の場合は司法書士は司法書士事務所で働きながら、指導校や通信教育で勉強しました。土地家屋調査士の場合は、司法書士の仕事の合間に勉強をしていました。しかし、試験に合格するまでが、非常に苦しいと思います。私の知っている方でも、そのような方がおられます。
無いよりは、有ったほうが良いと思います。 実務経験が全くないとなれば、まず次のことが想定されます。 ①現場で三脚が据え付けられない。路線の組み方、選点が下手。 ②申請書、建物図面、地積測量図などの作成方法を知ってはいても、実際に添付する書類の作成や、確定図面の作成が出来ない。また、出来たとしてもかなりいい加減な図面になる。 ③境界の探索や復元手法が下手、また立ち会いそのものが成立しない。 ④領収証の作成、印紙税や源泉所得税の有無の判断などがあやふや。 ⑤開業時にお得意様が付かないまま開業した場合、さらに厳しい結果となる。 ⑥実務経験無しでも開業して上手く軌道に乗ることは可能だか、10年未満の経験で開業した場合、自分の知らない案件を引当てしまい、思わぬ失敗をしてしまう。『所謂ヤバイ案件』この場合、再起は殆ど不可能になる。 心当たりが全くないならば、上記の①から⑥の可能性は開業後もつきまとうでしょうね。 試験にだけ受かるだけならば別ですけど。
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